決算特別委員会5日 文化商工・教育費の款別審査です。
辻議員からは●不登校対策、ゆずの木適用教育について。小学生3名、中学生36名の計39名で昨年より4名増加。
・出現率は小学校0.35、中学生3.09と東京都平均からは少ない。
・予防策として重要な予兆がでた時の初期対応。また、ハイパーQユーの掌握や対策会議での情報共有が必要。家庭での保護者の啓発も大切。
●公明党の要望で4名に増員された「スクールソーシャルワーカー」の有効活用。
・虐待、ネグレクトなど福祉、保健所と協力しながら児童、保護者の支援を行う。
●長期欠席者の学習支援―タブレットなどツールを活用して、本人だけでなく、保護者の支援もにもつなげていく。
★チームとして不登校対策の推進をのぞむ。
根岸議員は、●小中学力向上事業、補習チューター授業について。大学生など地域人材を活用して、丁寧な対応で学力支援をのぞむ。
●池袋本町小・池袋中の小中連携校の災害時の対策について。
・木密地域、延焼の可能性地域に歩道を広く取った周辺道路。避難可能な広いグランド、125トンの防火水槽など、防災面で大いに有効。
・小中一斉の防災訓練で中学生が小学生の手を引いての避難訓練など、今までにない訓練に効果があらわれた。
●副校長2名制度。有効性を活かして児童生徒のための組織つくりをのぞむ。
●長野県蓼科の6年生の林間学校を日光に変更。蓼科は5年生の移動教室に変更。
自由質疑で木下幹事長は●ICTを活用した教育・公務改革。SNSによるいじめ、自殺などの対策として、「情報教育・メディアリテラシー」の充実について質疑。
・「現在の小中学生が社会人になると、現在の職種の60%が無くなって、新しいICT・AIを中心とした仕事に」とのマイクロソフトIT講演。ICT活用の取り組みを確認。当該年度はタブレットPCに変更し、屋外での画像、取材が可能になって活用が広がった。
・ICT教育の先生方の実力アップのためにICサポーターが活躍。教材つくりなど、ソフト面の支援も充実。
・学校業務の改善のための公務支援システムも先駆的に活用を評価。
●SNSによるいじめ、自殺が社会問題化。便利な道具という面と、同時に人間の生命の大切さを教える、メディアリテラシの充実を要望。保護者向けた携帯電話などの功罪をしっかり認識する足り組を要望しました。