16H28.10.14 西武線沿線サミット

西武線沿線サミットフォーラムが、豊島区役所センタースクエアで開催、公明区議団も出席しました。

西武線沿線の活性化をはかるため、豊島区、飯能市、秩父市、西武鉄道株式会社が協定を結び5年になります。基調講演とシンポジウムが行われます。

日本政府観光局の山崎道徳理事による「インバウンドの最新動向と広域連携の誘客取り組み事例について」の基調講演がありました。

人口減少社会の中で、観光動向は右肩上がりで、これからの経済活性化の切り札と期待される。訪日外国人旅行者も年々増加しており、昨年は約2000万人に。しかしながら、日本の観光産業は生産性が低く、観光インフラや言語対応、交通機関、施設等の受け入れ体制が遅れている。
訪日外国人旅行者数の目標は、2020年に4000万人、2030年に6000万人という中で、①観光資源の魅力を極め、地方創生の礎に ②観光産業を革新し、国際競争力を高め、我が国の基幹産業に ③すべての旅行者が、ストレスなく快適に観光を満喫できる環境に という3つの視点が重要になる。
昨年の訪日外国人旅行者にアンケートをとったところ、次回はアニメや映画のゆかりの地に行きたいと答えた方が全体の10%。それだけでも約200万人の人が訪れる可能性がある。
先進事例として、岐阜県高山市の取り組みが紹介されました。昭和61年に国際観光都市宣言を行い、海外訪客のおもてなしを市民あげて取り組み受け入れ体制を整えて、金沢や白川等との広域連係で外国人観光客を約15倍に伸ばしている。
西武沿線は伸びしろは十分あり、今後取り組みが活きる地域。外国人目線で受け入れ環境の整備、観光資源を洗練させ積極的発信を。また、ビッグデータ等の分析を行い、広域での誘客取り組みを とのお話がありました。

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