「ダイヤゲート池袋」豊島区と災害時の協定締結
西武ホールディングス(HD)は、豊島区南池袋に20階建て、高さ99.98メートルの池袋エリア最大級のオフィスビル「ダイヤゲート池袋」を竣工。3月25日には関係者の内覧会が開催され、区議会を代表して根岸副議長も出席されました。4月1日に全面オープンします。豊島区と西武鉄道で災害時の協定を結び、池袋駅周辺での帰宅困難者の受け入れも行うこととなっています。
西武HDによると100メートル級のビルが線路をまたいで建つのは日本初だという。西武グループのうち西武HD、プリンスホテル、同ビルの開発・管理など不動産事業を手がける西武プロパティーズの3社が本社を4月に移転する予定です。
新本社ビル「ダイヤゲート池袋」は、西武鉄道の西武池袋線の線路をまたぐ形状でつくられた。もともと本社がこの地にあった西武鉄道の運行図表であるダイヤグラムをイメージした外観を採用しています。
低層の1~2階には商業店舗を配置し、4階から最上階の18階までがオフィスフロアとなります。西武グループはこのうち5フロアに入居。 免震構造を採用したほか、非常用発電装置などを備え、豊島区と協定を結び災害時の事業継続を可能にしています。