豊島区議会第1回定例会の最終日、本会議で予算、条例、選任同意等を議決しました。
午前中の議員協議会では、新ホールのネーミングライツは「東京建物 Brillia ホール」に決定し10年で5億6千万の歳入になると報告がありました。また、池袋保健所の売却は、36億円でアニメイトに決定したことも報告されました。同社はこの建物を2020年のオリパラまでは現状を改修して現在のアニメイトとつなげて活用して、オリパラが終わってから抜本的に建て替えアニメの聖地として大きく生まれ変わります。
予算委員会の時に問題となった教育長の私的なアンケートについて教育長が説明。校園長会で配布された学校情報を第三者や議員に話していないかを問う表現があり、他の議員からは、「議員には学校内の事は言うなと言っているようなもの」との厳しい指摘もありました。予算委員会で何度も繰り返された「私個人のアンケート、私的なアンケート」という予算委員会の場での発言は撤回されていません。教育長から謝罪がありましたが、今後の対応をしっかり見届けたいと思います。
《過去最大の平成31年度予算可決》
本会議では一般会計、特別会計の過去最大規模の予算案が賛成多数で成立しました。小中学校体育館の冷房化が盛り込まれた予算案です。共産党はいつものとおり反対にまわりました。
《パートナーシップ制度》
豊島区男女共同参画推進条例の一部を改正する条例は性的自認者の一方又は双方のカップルが、互いを人生の伴侶として相互に協力し合うことを約束した関係であることを区長が確認した場合、パートナーシップ届を受理したことを証明する制度です。4月以降、男女平等推進センターでパートナーシップ届受理証明書を交付します。また、証明書を使用する場面として不動産業者や病院などに対し、今後普及啓発を行っていく予定である。昨年同趣旨の陳情に反対した自民党、都民ファーストが賛成して全会派一致で可決しました。
《都内自治体初となる公文書管理条例》
都内自治体においては初となる公文書管理条例「豊島区公文書等の管理に関する条例」が全会一致で可決成立しました。
《夫婦別姓を認める法整備を求める意見書》の陳情
自民党、都民ファーは継続が少数で否決され反対に回りました。小池都知事のダイバーシテイー東京構想との整合性が問われます。共産党、民主ネットは賛成し結果は採択され、意見書が可決されました。
共産党の議員提出議案の1 豊島区国民健康保険の一部を改正する条例。2 豊島区学校給食補助金条例は賛成少数で否決されました。
最後に代表監査員の選任同意では、初めて共産党も賛成し全会一致で永田謙介代表監査が再任されました。
今日は中島先輩にとって、最後の本会議でした。高野区長と区議団と記念撮影をしました。