18H30.7.1 子ども若者総合相談の窓口開設-日本初

豊島区では、様々な悩みを抱える子どもや若者、その家族などを対象とした総合相談窓口を7月2日(月曜日)から区役所本庁舎4階子ども若者課に開設する。
当窓口は、平成22年に施行された子ども・若者育成支援推進法に基づく事業で、日常生活習慣、学校生活、進路、ひきこもり、家庭内暴力、非行等の課題を持つ子ども若者の相談に応じる。窓口の利用対象者は、区内在住の子どもと概ね39歳までの若者とその家族で、窓口以外にも電話やメール、担当者が訪問するなど、相談者に負担のない方法での利用も可能だ。庁舎内に常設される子ども若者に関する相談窓口としては23区初であり、庁内のその他専門相談窓口とも距離が近く、素早い連携が取れることが強みである。窓口の愛称「アシスとしま」は、子どもと若者を支援(アシスト)する拠点という意味で、中高生センタージャンプ(児童館)を利用する中高生約50人による提案と投票により選ばれた。
また、様々な課題を持つ子ども・若者を早期に発見し、孤立させないために、新たに非常勤専門職員「子ども若者支援ワーカー」を配置した。「子ども食堂」や「無料学習支援」等、地域の活動の場に出向き、様々な理由で自ら相談できない子どもや関係者と関わることにより、アウトリーチによる相談支援を充実させる。

7月1日(日曜日)には、「子ども・若者の“今”と“未来”」をテーマに、窓口開設のキックオフフォーラムが開催される。放送大学客員教授の宮本みち子氏による記念講演や、若者によるバンド演奏とダンスパフォーマンス、NPO法人「東京シューレ」内の「シューレ大学」による演劇、区内子ども若者支援団体によるパネル展示が行われる。
区の担当者は、「子ども若者支援に関心のある方にぜひお越しいただきたい」と参加を呼び掛けている。
7月1日アシスとしまOPイベントチラシ

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