18H30.7.30 兵庫県小野市コミュニケーション条例視察

今日から兵庫県小野市の聴覚障碍者の手話通訳派遣事業、明石市の児童相談所開設、里親制度、県の防災未来館研修の視察に出発します。

兵庫県小野市は人口4万9千人ー1万9千世帯。そろばん全国シェア70%、家庭用刃物の生産地として発達しました。2006年12月国連総会で障害者権利条約が採択され、日本でも2011年8月障害者基本法改正し手話を言語として認めることになりました。
小野市議会は2014年12月定例会で手話言語法制定の意見書を採択し、2016年には「小野市手話、要約筆記、点字意思疎通手段利用促進条例」を可決しました。これは、2015年3月の明石市の同趣旨条例、同年輩12月千葉県習志野市の同趣旨の条例に次いで全国で3番目となります。豊島区においても聴覚障害者団体券から手話言語法の請願が採決されています。
小野市議会前田議長さんが歓迎のご挨拶を頂きました、コミュニケーション条例の視察受け入れは初めての事で小野市としても様々なご意見を頂きたい。市議会は、政務活動費ゼロで先進自治体の視察は議員派遣で勉強に行っているそうです。

福祉部社会福祉横山課長さんは何十年に渡って手話通訳として聴覚障害者団体と一緒に活動して来ていて、このコミュニケーション条例の制定においても、聴覚、難聴、視覚などの団体の皆さんとの協議を重ねられました。それぞれの団体がまず自分の団体を優先的に、との強い要望をじっくり時間をかけて話し合い、『小野市手話、要約筆記、点字等意思疏通促進条例』として複数の障害団体の意思疏通として纏められました。先進的な兵庫県内の聴覚、視覚障がい者向け施策でお隣の明石市の同条例を参考に纏められたそうです。豊島区においても、各障がい者の皆さんの安心して生活できる環境整備に更に取り組んでまいります。
終了後、公明議員川名さんと議場で意見交換しました。全議員のうちの最古参で、昨年の百条委員長も努められたそうです。
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