18H30.7.15 通学路の安全。公明党の提案がスピード実現


6月18日に発生した大阪府北部地震により、高槻市立寿栄小学校ではプールによるブロック塀が長さ40メートルにわたって倒壊し、9歳の女児が巻き添えとなる痛ましい事故が発生しました。その事故を受け、区議団として直ちに教育委員会に対し、区内全学校の総点検を要望。翌6月19日には、各会派に先駆けて、高野区長と三田養育長に対し、緊急申し入れを行いました。

要望内容は、
1.小中学校にけるプール等の外壁の耐震性を確認し、工事が必要な場合は直ちに実施すること。
2.通学路の総点検・調査を実施し、安全性を確保すること。
3.区内全域におけるブロック塀等の危険個所を点検し、改善をする事の3点です。高野区長からは、「直ちに全庁あげて、安全対策に早急に取り組む。」との話がありました。

公明党の申し入れにより、豊島区として緊急調査の中間報告をHPで公開しました。
http://www.city.toshima.lg.jp/013/1806271344.html

(1)区立小中学校・幼稚園、保育園のブロック塀等の安全確保

区では、直ちにブロック塀が転倒するような危険性は無いと考えておりますが、緊急に対策を講じることといたしました。点検結果に基づき、特に緊急度の高い区立小学校は以下の日程で対策を開始しました。

駒込小:7月17日、朋有小:8月6日、朝日小学校:7月12日、要小:7月9日

(2)通学路の安全確保【第1段階】

・全区立小学校において通学路を点検し、道路に面した危険個所を7月中に把握します。

【第2段階】

・第1段階で危険と判断した民有地のブロック塀等は、再度現地調査後、所有者に安全

対策を呼びかけ、さらに撤去や建て替え等を働きかけていきます。

・また、状況に応じて、豊島区建物等の適正な維持管理を推進する条例に基づく、助言、指導・勧告、命令等を実施していきます。

・各小学校は、必要に応じて、危険個所を迂回した通学ルートを設定します。

 4点検結果を踏まえた対策の実施

施設分対

撤去または補強

7月から

撤去開始

今年度中に

対応開始

区立小中学校、幼稚園等

18校(園)

4校(園)

18校(園)

(4校含む)

区立公園・自転車駐車場等

3施設

3施設

区有施設(上記除く)

24施設

24施設

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