早朝の台風も8時過ぎには雨がやみました。決算委員会は1~9款の補足・歳入・特別会計の質疑です。
西山議員からは8/21南大塚のゲリラ豪雨被害について質疑。9/1は高野区長に、10/11には東京都下水道局に早期の治水対策を要望した。当日は警報の発令がなく注意報だったことから初動が遅れたことを教訓にしてもらいた。道路整備課により、雨水升をグレーチング(網目)120か所の対応したことを評価。汚水の逆流による、衛生面での薬剤の配布、ポンプ購入助成の検討と東京都下水整備の早期対策を再度要望しました。
木下議員からは、昨日、今日の台風での防災関係者の尽力に感謝し、火災、水害対策に取り組む消防団活動について、区の支援について質疑。6月のポンプ操法大会の訓練では、区立小中学校の校長先生にご理解をいただき、感謝している。近隣の無理解にも学校が毅然とした態度で訓練に協力いただいている。分団本部には、手狭で本部内の機材を外に出して、長椅子で長時間の警戒にあたる分団もある。隣接する区施設でトイレ、休憩スペース等の協力を求めました。また、毎月開かれる分団会議の会場費の支援など、災害現場で区民の生命を守る消防団諸活動への理解、支援を求めました。
歳入の審議では木下議員から当該年度がの歳入全般、収納未済を質疑。「収納対策本部」を立ち上げ、コンビニ収納やモバイルレジなど様々努力評価。残念ながら当該年度の国民健康保険料の現年分の収納率が23区中23位だった。収納未済対策では何と言っても現年度の収納率アップに取り組むことが最大一であり今後の取り組みに期待。「電話催告」、「コールセンター」や幼稚園が口座振替で100%収納できた等が功をそうしているとこから、手を打っただけ、効果が出るところから、「払える方」にはあらゆる手を使ってお支払頂く手法を考えることが必要であり、公平性の観点からも更なる取り組みを要望しました。
介護保険特別会計で西山議員から健康長寿―介護予防事業を質疑。要介護にならない予防対策の現状を確認。元気チェックシートにより、マシン・筋力アップや認知症対策。2次予防の参加率が14.4%という現状から、参加率のアップと予防事業の継続・フォローアップにつとめることを要望。70歳代で要介護だった方が、介護予防対策で80歳を越えて非該当となった事例を紹介。地域包括の「介護予防サロン」の周知に取り組むとともに、更なる長寿健康社会の推進を要望しました。