上越市は、H17年に周辺町村が合併し現在人口約20万人、H27年には北陸新幹線が開通する予定で地域経済の活性化に期待が大です。高橋副議長、中島、木下、辻、根岸格議員5名が、越後湯沢で北北線に乗り換え、直江津に到着しました。今回の視察は議会改革のうち一般質問の一問一答を14年から先駆的に実施するなど、議会基本条例までの経緯を中心に視察します。
上越市は、新潟県の南西部に日本海に面して位置し、北は柏崎市、南は妙高市、長野県飯山市、東は十日町市、西は糸魚川市に隣接しています。 古くから交通の要衝として栄え、現在も重要港湾である直江津港や北陸自動車道、上信越自動車道のほか、JR北陸本線、JR信越本線、ほくほく線などを有しています。さらに、北陸新幹線や上越魚沼地域振興快速道路などのプロジェクトも進行するなど、三大都市圏とほぼ等距離に位置する中で陸・海の交通ネットワークが整った有数の地方都市です。気候は、四季の変化がはっきりしており、冬期に降水量が多く快晴日数が少ない典型的な日本海型です。冬期には日本海を渡ってくる大陸からの季節風の影響により大量の降雪があり、海岸部を除いた地域は全国有数の豪雪地帯となっています。 土地利用を見ると、高田、直江津などが市街地となっているほか周辺は市街地の再開発が進んでいます。
上越市の議会改革の視察では広報公聴委員長で公明党杉田議員自ら説明して頂きました。平成17年の合併で13市町村が合併し、約70~80人いた議員が半分になりました。13地域のそれぞれの町村から選出された議員が圧倒的に強く、議会としての見直しも合併後急速に進みました。
平成20年議員定数検討会が設置され、H24年選挙から48から32に決定されました。平成21年には議会基本条例検討会が設置され、翌22年11月議会で可決成立しました。議会条例施行後は既に行っていた議会報告会に加え、市民との意見交換会の導入や常任委員会で、理事者抜きの議員間討議も実施し条例可決の付帯意見を付する等取り組んでいます。上松さん、杉田さんと議場を見学して様々なご意見を伺いました。