No.1109 2012/09/12(Wed) 13:34 |
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H24年9月12日 武蔵野プレイス視察 |
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区議会施設用地活用委員会でJR武蔵境駅前の武蔵野プレスを視察しました。前田館長さんから、全館の概要と図書館、生涯学習、青少年活動、市民活動を説明して頂きました。旧農林水産省食糧倉庫を昭和49から地元武蔵野市が払い下げ交渉を開始して約40年掛かり昨年7月開館しました。土地購入、建設費を合わせると約71億円、建物は図書購入含め約45億円。設計は203社から応募があり河原田康子氏が採用され、曲線の丸みを帯びた構造が印象的です。図書館の特徴は550~600種類の雑誌を揃えて1Fのカフェで自由に見ることができます。
開館してから予想を遥かに超える150万人の来館者を数える一大集客施設です。生涯学習、市民活動、青少年活動の『場』を創設し正式名称「ひと・まち・情報創造館 武蔵野ブレイス」と名付けられました。
学習スペースの他に「ワーキングデスク」があり、年間2万4千円で、月8回のデスクの予約ができます。空いていれば、400円で4時間の作業ができます。
地下の青少年エリアは19歳未満の方しか利用出来ず、スタジオやダンスをするスペースに大勢の青年が来ていました。
平成17年に前の土屋市長が国政に挑戦し、新市長がこの施設の縮小を公約に掲げ当選。市議会との丁々発止の議論の末、当初予定通りの規模で落ち着いたそうです。
豊島区では西部区民事務所と福祉、図書館、博物館機能の複合施設を計画中で、参考にしていきたいと思います。 |