予算委員会7日目。一般会計公債費以降の歳出・歳入。午後は3特別会計の審議です。午前中、高橋議員から
●基金の積み立てと財政調整基金。新年度設立した防災災害基金等
・を通し、貯金である基金と起債を有効に活用して、今後の財政運営における財政規律の適正化を質疑。
・財政調整基金は、標準財政規模が700億円の20~30%が目処。
・防災災害基金が熊本県はあったが熊本市は未整備。可能な限りの備えを要望。
辻議員は
●収納体制強化を質疑。
・収納4課において案内センターや訪問催告などの努力で0.8%=2億9千万の財政好悪化を評価。
・税外収入についても知恵を使って、「回収懈怠」で区民から訴えられないよう、公平性を確保。
・ふるさと納税、約7億円の歳入減の予想。トキワ荘関連に加えて、国際アートカルチャー等の寄附を提案。
・区有財産の貸付、ネーミングライツ、パブリックトイレなど公民連係事業での歳入確保を要望。
午後の特別会計で根岸議員は
●認知症カフェ、認知症サポーター養成、キャラバンメイト事業の充実について質疑。
・認知症カフェが13か所で医師や薬局、専門学校など多様な取り組みがある。当事者だけでなくご家族の方も気軽に立ち寄れるカフェを望む。外から見えるところにステッカー、HPでの積極的な広報を望む。
・23区で認知症サポータが少ない現状、キャラバンメイト等人材確保に取り組むよう要望。
辻議員からは後期高齢、国保会計共通の
●高齢社会における医療費の適正化について、
・区に全体で医療費が毎年1兆円超えて伸びている。昨年は1.5兆円、3.8%の伸び。
・豊島区における医療費の適正化の方策について、東京においての国保の広域化にむけての準備。
・成人病の重症化防止対策とジェネリックの活用、データヘルスの推進とレセプトデータ、ICT等活用を要望。