H28.03.04 予算⑤文化商工教育費

s-00450予算は5日目、文化商工教育費。ふま議員は教員のストレスチェックなどメンタル支援について質疑。休職者9名のうち6名がメンタル面。

復帰訓練については東京都の職場復帰訓練や豊島区教育センターでの医師の指導による受診などメニューを揃えている。今年新任の教員は小学校30名、中学校10名、ベテランの教員OBの方が一緒に教室で学級の運営をして実地で学んでいくなど、様々な支援を行い、有能な教員が力を発揮し成長していく環境支援を要望。

学校司書教諭について。新年度の体制を確認。区立図書館の司書を学校に派遣して学校図書館の充実を図る。公明党の強い要望で図書数、司書の大幅な拡充が図られた効果は?貸し出し図書のH26年が2200冊であったのがH27年は2500冊と大幅に増加した。司書の役割として①学校図書館の環境整備。②蔵書の管理。③授業における図書の活用、調べ学習支援。非常勤司書は3週間で4日。年間6日。学習支援センターによる、情報収集、問題解決にむけた図書活用を教員とともにサポートを。常勤の配備を要望。

中島議員は同じく学校司書について、国の学校図書館法改正によって、H27年施行し必要な処置を講じるとしている。図書館司書事業地方は交付金がつくが東京は都と区で処置。朋友小が週4日となって、こどもの顔が見え、個別指導が可能となった例が紹介され、今後の予算措置を要望しました。

西山議員からは、本区のビジネス・企業創業支援について質疑。ビジネスサポートセンターが全国的にも注目され経済産業省に紹介された。27年からは、女性の創業・起業支援「さくらbusu」を開始。女性の起業塾定員20名に40名が応募。女性交流会も定員30名のことろ60名が申込み。これまで起業H22年915件だったのがH26年は1248件と大幅に増加。そのうち女性は1/4と拡大している。更なる支援を要望。

更にインキューベント施設の取り組みについて質疑。古くは平成15、16年ごろから故小倉先輩からも提案されてきた。島村議員からもH18年、26年と空きビルを活用したインキュベートを要望。区としては、平成29年の勤労福祉会館のリニューアル時に区民活動センターと併設される試みに大いに期待する。副区長から、国際アートカルチャー都市として様々な“クリエイティブ”を図っていきたい。

自由質疑で中島議員は子供の貧困など支援が必要な子ども・家庭の対策について質疑。豊島区立中学校の進学率は95%で深刻なケースは少ないと感じられる。放課後補習「チューター事業」は担任の教師が声をかけて学力の補習を手助けし評価がされる。不登校児童数24名、中学生23名へ学習意欲のある生徒にはICT活用した対策評価。更に不登校の子ども環境は様々、経済的のみのケースは少なく、子への愛情、親の育児に対する意識低下が散見される。生活保護をアドバイスしても動けない親の実情もある。区立中学校卒業後の高校進学、大学進学、就職まで長い目で見守る体制つくりがますます必要となってくる。公明区議団が提案して推進してきたスクールショーシャルワーカーの社会人になるまでの見守りができる、体制、全校配置にを要望

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