2011/10/18 決算、補足・特別会計

No.1041  2011/11/26(Sat) 20:52
H23年10月18日 決算、補足・特別会計
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決算特別委員会は6日目。午前中は第一款議会費から第9款教育費までの補足質疑を行い、午後から公債費以降の歳出、歳入、特別会計の審査です。

補足質疑で高橋議員からは、池袋周辺のバリアフリー化について質疑。区が最近纏めたバリアフリー基本構想に沿いながら、盲導犬用トイレの設置が明記されていない。区役所内を始め直ちに設置をすることと、新庁舎においては同トイレの設置を強く要望しました。続いて、サンシャイン東側の地域では、地下鉄東池袋駅からのエレベーターの設置が、アウルスポットにはエレベータがあるが、都バス車庫の位置の設置が地元の悲願である。新庁舎建設を見据えて、エレベター設置の検討を要望。また、視覚障がい者の方とサンシャイン・西友周辺を調査し、西友からサンシャインに渡る信号が盲導犬が信号無視の方に反応し渡ってしまう危険性があること。信号の音声対応、点字ブロック、歩道のエスコートについて対応を要望しました。

西山議員は、子ども文化体験事業について、演劇などの舞台観賞と保育園へのアーティスト派遣事業の成果を確認し、全ての場面で子どもと保護者が本物に接することができ、大好評であるこことを評価。継続した取り組みを要望しました。また、教育委員会でも幼稚園、小学校にアーティスト派遣事業がプロのアートを直接体験でき、大いに好評であるところから、教育委員会と文化デザイン課の一層連携を密にして、充実した事業となるように要望しました。

午後の公債費の審議で中島議員からは、今後の財政運営について区債、基金・貯金の動向について質疑。高野区長が平成26年に向けて『借金250億円、貯金250億円』を目標とするところから、減債基金の適切な管理を要望。区長就任の平成11年の公債費が14.7%であったところから昨年度9.2%まで改善した実績を評価。公的資金と銀行と公募債の3点を有効に活用しながら、適切な財政運営を望みました。

介護保健特別会計では、西山議員から、若年性認知症の対応について質疑。65歳以下の方の認知症の現状を確認。本人の自尊心やご家族の支援など特段の配慮が必要であり、相談窓口の職員の若年認知症についての知識啓発を要望。過去に行ってきた認知症サポーター養成講座で2000名のサポーターの有効活用。また、市民後見人制度の活用を含めた、若年認知症の丁寧な取り組みを要望しました。

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