2011/10/17 決算、文化商工・教育費

No.1040  2011/11/26(Sat) 20:50
H23年10月17日 決算、文化商工・教育費
1322308229 1322308229-2
決算委員会は第五日目、文化商工・教育費の款別審査です。西山議員から、大震災時の学校いおける児童生徒の安全確保の応マニュアル、施設整備について質疑を行いました。3/11の震災当日では、安全確保をしたうえで、保護者への引き渡し、保護者が帰宅困難な生徒を学校に宿泊したりしました。また、近隣住民や帰宅困難者で600名の方が学校にこられたケースなど様々な画面があり、今後、大震災時に児童生徒の安全を確保する統一したマニュアル作りの必要性を訴えました。3/11の地震により、ダメージをうけた校舎の修復について確認。バスケットゴールの傾斜やコンクリートの剥離など、約1,350万円程の予算をかけて既に修繕は終わっていて、震災前に既に全小・中学校の耐震化が終わっていたことが幸いし、子どもの安全をはかることができた。
続いて、一昨日行われた総合防災訓練で、我々が提案した、小中学校生徒の参加が図られたことを評価。今回は140名の児童生徒が参加し、D級ポンプの消火作業や、避難所の物資の運搬に児童生徒が活躍したことが報告されました。今後の益々の参加を要望しました。続いて、3/11当日に通信手段が断たれたことで、今後の対応として、TWITTERなどの取り組みや、帰宅困難な場合の宿泊の段取りを更に研究していく必要性を要望しました。
小中学校が救援センターとなるところから、教育現場と防災対策要員の一層の打ち合わせを要望しました。

高橋議員からは、学校図書と地域図書館の充実について質疑。まず学校図書購入費については、我々の容貌もあり、小学校100万円、中学校120万円の増額を評価。区立学校の蔵書について図書標準を確認。廃棄図書などのもあり、あまり進展はないものの、平成26年までに図書標準を達成する目標にむけ更なる努力を要望。更に、司書の配置についても、今年度モデル事業で4校配置した成果を確認。利用率が1.5倍に増加し、更に廃棄図書処分も速やかに実施できたことをふまえて、一日も早く、全校配置を強く要望したました。
続いて、平成23年度の文部科学省の読書活動で、東京都で1校優良校として表彰されたことを紹介し、現場の取り組みを評価。一方で地域図書館からの学校図書館への支援の取り組みを要望しました。区立中央図書館と地域図書館、学校図書館のネットワークで読書活動の更なる取り組みを要望しました。

中島議員は、中小企業支援策の充実を質疑。まず実態調査が平成21年1月以来、実施されておらず、リーマンショック、大震災、円高の大きな経済動向における区内企業の詳細な調査を要望しました。続いて中小企業の経営相談に加えて金融の相談もうけることで開始されたビジネスサポートの有効性について評価。商工・信用保証協会OB・金融コーデイ
ネイトの3本柱で中小企業を応援して、区内事業者の支援に更に取り組むことを要望しました。
自由質疑で、高橋議員から、浴場組合支援策について質疑。今年も1か所廃業して区内の浴場数が32件になった。まず減少を食い止める浴場支援策の充実と、浴場空白地帯の解消むけて、高齢者社会の安全面と、コミュニティ形成を促進する同地帯の対策を強く要望しました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする