H28.02.25 予算実積 災害対策本部の体制強化に自衛隊のノウハウを導入

災害対策本部の体制強化に自衛隊のノウハウを導入

saitaihonbu

新庁舎開設に合わせ構築した「総合防災システム」は、災害時に情報の収集・分析から所要の対策の確立・実行そして区民への情報発信までを一元的に行うシステムです。災害時には、区内51か所に設置された防災カメラにより被災状況をリアルタイムに把握するとともに、滞留者の発生や人の流れの異常を自動的に感知する世界初の「群集行動解析システム」を駆使し、司令塔となる災害対策本部の意思決定に役立てます。

その災害対策本部が十分に機能する体制を構築するため、本年1月、豊島区は、危機管理監として、防衛省で、東日本大震災において日本初の原子力災害派遣の現場指揮官を務め、また、陸上自衛隊化学学校長も務めた自衛隊OBを迎え、防災危機管理に関して区長を補佐する体制を整えました。最高の防災機能を備えた新庁舎に、自衛隊の危機管理に対する組織運用のノウハウを組み入れ、区民の安全・安心に万全の体制を確立させます。さらに、災害弱者となりやすい高齢者や障害者に対応する「福祉救援センター」の資器材整備も進めます。

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