2011/10/14 決算。清掃都市整備土木費

No.1039  2011/10/14(Fri) 17:37
H23年10月14日 決算。清掃都市整備土木費
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今日の決算委員会は清掃環境・都市整備・土木費の款別審査です。公明党は西山議員から補助173号線の課題について、用地取得が99%に達し、地元の期待が大きいが、道路が広がることにより、高齢者が渡りきれなかったり、児童生徒の通学路の安全確保について言及。信号の位置の検討など、地元と充分協議を重ね安全安心の道路整備を要望しました。更に、今まで消防自動車、救急車が通れなかった道が広くなることにより、この地域の交通不便地域であることから、コミバスなど何らかの交通手段を将来的に検討すべきであると主張しました。

高橋議員からは、東池袋五丁目地区の木造密集不燃化事業・防災道路B、C路線の早期実現を要望。特にC路線は文京区をまたぐことから、路線変更も視野にいれた早期の取り組みを要望。また、東京都が最近、木造密集不燃化10年計画を打ち出し、近々モデル地域を指定するとのこと。豊島区も手を挙げて、重点プロジェクトに参画できるように強く要望しました。続いて、放置自転車対策について、地下鉄丸ノ内線新大塚駅-文京区と充分協議して豊島区、文京区それぞれで駐輪場を確保するよう要望。東武線北池袋駅-池袋本町側の場所確保に民間の知恵も借りて取り組むよう要望。サンシャイン周辺で特に西友の対応を強く要望しました。続いて、住宅対策のうち、高齢者優良賃貸住宅の助成額を4万円に引き上げたを評価。法律が変わっても引き続き補助金の存続と、介護保険改定にともなう「サービス付き高齢者住宅」の考え方と豊島区独自の「狭小住宅税=マンション税」について確認。マンション税は除外すべきと主張しました。

中島議員は住宅耐震診断、耐震改修、耐震シェルター、集合住宅耐震等助成事業について。当該年度の実績が効果を上げていない理由と、3・11以降の施策展開について言及。東北震災以降、診断、改修、シェルター等同事業が順調に伸びており、更なる広報を要望。更に、新しい耐震改修助成事業について木造密集地域の方が利用する場合、「改修」ではなく、「新築」を考える方が多いが、「新築」であるとこの助成が受けられない問題を指摘。現場に即して「生命を守る」助成事業として取り組むことを強く要望しました。

自由質疑では、中島議員が区内の橋梁の長寿命化事業について、昭和34年の西巣鴨橋、昭和40年空蝉橋など50年を経過した橋梁の長寿化と高齢時代のバリアフリー対応を要望。特に西巣鴨橋は歩行者用の階段が急傾斜であり、改修時にはバリアフリー化を強く要望しました。

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