2011/12/21 伊達市視察 

No.1061  2011/12/28(Wed) 11:43
H23年12月21日 伊達市視察
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伊達市役所を訪れ、震災後の対応、除染、農産物の風評被害などの視察を行いました。
伊達市は人口6万6千人。保原町、月館町、梁川町など5町が平成15年に合併しました。現市役所・市議会は保原町庁舎ですが、手狭のため部を分散しています。豊島区との関係は豊島区内の立教大学近くで作家活動していた江戸川乱歩が、戦時中、親戚の縁故で伊達市保原町に疎開していたこともあり、数年前からふくろ祭りにご参加戴いたり交流をしています。市役所玄関には現在の放射線量の表示版が掲示されており0.58μ/sebでした。豊島区の0.08に比べれば、違いがあります。
今日は、伊達市鴫原貞男副市長さん、大条議員さんから3.11以降の一連の動きをご説明頂きました。
震災による被害は半壊が200件程度でしたが、3/23に放射能マップが発表された後、原発から60K離れているものの、放射線物質が伊達市方向に流れてきた報道。国が4/24計画的避難区域、6/20には特定避難勧奨地域が指定され対応に追われました。
やはり主要産業である、農産物の被害が甚大で、有名な干し柿『あんぽ柿』は出荷を停止し、今年は、柿の樹の除染をやって、来年どうか見極めるそうです。車から見る景色で、やけに柿の実が収穫されず木に残っている理由がわかりました。
また、最近、市内で今年収穫した米から基準値を越える放射線物質が検出され、その地域の米は出荷停止となり、他地域への被害が心配されます。
市内22ある小学校、中学6校始め、幼稚園、保育園全ての校庭の除染をし、取り除かれた土壌は、校庭の地中に埋めましたが、今後の除染した土壌などの処理方法は全国的な大きな課題です、国が3年を目処に対策をとるとの事で伊達市でも、とりあえず3年間の仮置場を市内の数箇所で計画していますが、『総論賛成、各論反対』で、近くに持ってこられると、断固反対する難しい局面があるようです。
伊達市役所を離れ、一部計画的避難地域に指定された川俣町災害対策本部にいき、町の様子を調査しました。
被災地ならでわの深刻な状況をつぶさに伺い、日本全体での復興支援策を皆で考える必要性を痛感しました。

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