【令和3年3月12日豊島HP】
声なき声に応えて“生理の貧困”を抱える女性を支援 防災備蓄用の生理用品を活用して区内施設等で配布します
令和3年3月12日
豊島区は、3月15日(月曜日)より、金銭的な理由で生理用品を購入できない女性を支援するために、防災備蓄用の生理用品を配布することといたしました。
1月末に立ち上げた、若年女性への支援策を検討する「すずらんスマイルプロジェクト」に参加する支援団体からは、「相談を受けているなかで、生理用品を渡すことがある」との声が寄せられていました。生理の貧困への対応は、当事者が声をあげにくいことから、社会的な課題となっています。
このような状況を踏まえ、豊島区では防災備蓄用の生理用品が入替時期になっていたため、それを活用して生理用品を配布することといたしました。
また、NPO法人豊島子どもWAKUWAKUネットワークが地域団体と連携して実施している、就学援助受給家庭やひとり親家庭等を対象とした『としまフードサポートプロジェクト』において、3月20日(土曜日)、21日(日曜日)に食材やお菓子等を配付する際に、一緒に配付します。
緊急配布場所
- 豊島区立男女平等推進センター:100パック
- 豊島区民社会福祉協議会: 100パック
- 豊島区本庁舎4階「女性相談」:30パック
- としまフードサポートプロジェクトを通じた支援分:500パック
配付内容
以下の内容を袋詰めにしお渡しします。
- 生理用ナプキン:30個入り1パック
- アルファ化米:1パック
- 災害救助用クラッカー:26枚入り1パック
- 保存用ビスケット:15枚入り1パック
配布方法
配布窓口に設置した専用カードを提示することで配布(スマートフォン画面などでの画面提示も可)。
本人証明等の提示は必要なし。
1家庭につき原則1パック配布(家族が多い場合などは要相談)。