不動産・住宅情報サイト「LIFULL(ライフル)」が2月5日、「2019年 首都圏版LIFULL HOME’S住みたい街ランキング」を発表し、首都圏「借りて住みたい街」ランキング1位に池袋が3年連続で輝きました。以下池袋新聞の記事を転載します。
「LIFULL HOME’S」で住まいを探すユーザーの検索・問い合わせ数をベースに算出し、「借りて住みたい街」などのほか、「買って住みたい街」「買って・借りて住みたい行政区」「これまでに住んで良かった街」「東京都民が住みたい首都圏の街ランキング」などのランキングも発表している。
「借りて住みたい街」ランキングでは、池袋は2位以下を大きく引き離し、不動の人気を保っているという。駅周辺が広く発展しており、商業施設や娯楽施設が集中する繁華街でエンターテインメント性があること、JR山手線や西武池袋線ほか計8路線が乗り入れるビッグターミナルでアクセスに便利なこと、大学や専門学校などが多い学生の街であることなどが人気の理由と、LIFULLは分析する。
2位以下は、2位=川崎、3位=中野、4位=高円寺と昨年と同じ結果になった。同社によると、1位から4位のいずれも池袋と似た特性をもつエリアで、街としての規模があり、交通利便性に加えて多様性とエンターテインメント性が高いことが賃貸人気を得やすい共通点があるという。本厚木、柏、津田沼、千葉など都心から一定の距離があるものの、拠点性があり、物価が安定しているエリアも上位にランクインした。
「買って住みたい街」ランキングは、1位=目黒、2位=八王子、3位=恵比寿、4位=広尾という結果になった。昨年までは船橋、戸塚と2回にわたり都心以外の駅が1位だったが、今回3年ぶりに都心の駅が1位に返り咲いた。目黒は、昨年まで2年連続2位と安定して高い人気だったが、駅前に大規模なタワーマンションができたことで環境が大きく変化し、「職・住・遊」がバランスよく整った注目エリアへと発展していることがトップ獲得の要因という。