19H31.02.06 保護観察協会研修会

10時から豊島区保護観察協会の研修会、区子ども・若者課、副島課長から「いまを生きる子ども・若者へのアプローチ」と題して講演がありました。昨今マスコミで報道されている小学生児童に対する虐待死事件を教訓にして、豊島区では児童相談所事務を2022年東京都から移管して区で身近に子どもの安全に取り組むこととなっています。また、H27年子ども生活実態調査の子どもの貧困・虐待の推移では主な加害者は実母63%、実父30%となっています。ひきこもりの潜在的な対象者は1746人と推計。豊島区は切れ目のないサーポトを目指して「アシスとしま」を開設して、虐待、ひきこもり等総合的な支援を目指して、本人、家族からの相談を受ける場をつくりました。12月現在で新規相談70人を数えます。30年ひきこもりの方に職員がかかわり30年ぶりに兄弟が話をできたなどの実例が紹介されました。「アシストとしま」と家族と関係機関と地域とがネットワークを組んで困難な方へに支援に取り組むことが大切です。

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