H28.3.19 延会議会閉会-後期高齢者医療広域連合組合議員に木下議員

3月17日、豊島区議会第1回定例会の最終日。議員協議会で旧庁舎の解体について、児童相談所の今後の予定について等報告があり、公明党木下議員から「選挙管理委員会の事務」について、昨年11月公明区議団として、選挙中の政治活動と祭礼の寄附の2種類の区民からの声を申し入れというかたちで選挙管理委員会に要望しました。そのうち寄附の件は2月に催促してやっと回答が出てきたが、もう1点選挙中の政治活動についてはなんら正式な回答がない。この3月下旬で選管委員の任期が終了することから、区民からの声を我々が行政機関である選管に届けたが、数か月たっても区民に返事ができない状態であることに、大いに憤りを感じる。委員が変わっても引き続き申し入れについて真摯な議論を継続することを強く要望する。そして、区議選本番中の政治活動について陳情が出されたが、各地方自治体選管ではHPに「選挙中の政治活動について」とわかりやすく公選法201条、同143条の解説を掲載している。確認団体登録していれば選挙中の政治活動は認められているが、それ以外の政治活動は認められていないことが、一目で分かる記事掲載となっている、豊島区選管HPへの、わかりやすい記載を強く要望しました。


午後から本会議が開会し、予算関連等議案の採決が行われ平成28年度予算案が賛成多数で可決されました。また陳情の採決では、祭礼の寄附に関する陳情は賛成多数で継続審査となりました。 そして区議選挙中の政治活動に関する陳情が採択されたことに伴い、「今後の公正な選挙の決議」が上程され、提案理由の説明がされました。共産党の反対討論、公明党高橋幹事長の賛成討論後、共産党から休憩動議が出されました。残っていた議事、選挙管理委員の選任。後期高齢者医療広域連合組合の議員の選任、副区長、教育委員の人事案件等を残し議会が止まりました。

休憩中の正副幹事長会では共産党から公明議員の賛成討論の内容が許せない、討論原稿の削除を求めるなど主張。公明党からはなんら間違ったことは発言していない。撤回する必要なし。と意見が真っ向から対立。結局、翌日18日の午後1時半、再会とすることで延会手続がとられました。共産党は「公明党高橋幹事長の問責決議を出す」と正副議長に表明。公明党に伝えられ、公明党も準備に入りました。帰宅は早朝、3時、4時。

18日午前中は区立中学卒業式に全議員が出席。午後、区役所に戻り正副議長や関係者が事態の収拾のため動きました。18時、高橋幹事長のお父様のお通夜の会葬。本会議は、ようやく、23時過ぎに再会され、共産党が正副議長に宣言した「公明党高橋幹事長の問責決議」はなぜか上程されず。「公正な選挙の決議」は賛成多数で可決され、当初の議事通り進行しました。・・・なんのための休憩だったのか・・・・

後期高齢者医療広域連合組合議員は自民党議員の辞任に伴い、新たに選挙が行われ、公明党木下広議員が最多数で当選し選任されました。任期は在任期間である来年7月までです。

160319watanabe

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