2013/3/4 予算③・福祉・衛生費

No.1175  2013/03/04(Mon) 18:36
2013年03月04日 予算③・福祉・衛生費
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予算委員会3日目は、福祉・衛生費の審議です。会派別質疑のトップは公明党。島村議員からは、大きな問題になっている待機児童対策を強く要望。人口減少、少子化、生産人口を増やす為にも働く女性の支援が重要を増している、手を打たなければそのまま減少するだけ。国の子育て3法により、1兆円の予算は決まったが実施される2015年以前の喫緊の待機児童対策が望まれ、保育ママや東京都が先駆けたスマート保育等あらゆる手段を講じるべきであると主張。
今年4月の認可園に入れない児童数は465名で昨年より150人程増加見込みであることが理事者から答弁。こども家庭部だけでなく、全庁挙げた取り組みを再度要望。副区長、高野区長から確約の答弁をもらいました。
根岸議員からは、ガン対策の効果・受診率を確認し、検診勧奨の重要性を指摘し拡充を要望。
胃がん・ピロリ菌のABC血液検査の早期実施を要望しました。また、国がモデル実施を公表した子宮けいがんのHPV検査の手挙げを強く要望。
更に、公明区議団が提案し、25年度予算に計上されたガン先進治療ローンの助成事業を評価し、生命を守る健康施策の充実を求めました

辻議員からは、障害者ヘルプカードの内容を確認。セーフコミュニティ認証都市として、区を跨いだ広域性を要望、あわせてヘルプマークの普及啓発を要望しました。

自由質疑では、辻議員が高齢者が長く地域で居られる「地域包括ケアシステム」で昨年開所した24時間訪問看護等の現状を確認、2つの事業所で16名が利用中で今後増加が見込まれる。東京都の新年度予算で同事業にICTを活用した補助制度を有効活用と、小規模多機能型事業で従来から検討していた場所もふくめて取り組む事を要望。
更に、サービス付き高齢者住宅を都市整備部と連携しながら取り組むことに加え、認知症高齢者対策の必要性が高まっているなか、昨年秋、区が「日本認知症協会」と協定を締結したことを評価。地主-オーナーさんの社会貢献したい気持ちと認知症対策の需要の相互ニーズに応えるコーディネイトが数ヶ所実現し今後の活用を期待。住み慣れた地域で暮らせ取り組みを要望しました。

島村議員は、地域猫について、地域の理解を得る一層の努力を要望。区内14グループの方とそれ以外の方との相互理解を深める事が必要。ボランティアの方々の活動しやすいジャケットは評価しさらに活動の実費支給の検討を提案しました。

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