No.624 2008/11/21(Fri) 18:09 | |
2008年11月12日 「時代を変える図書館サミット」 | |
懇親会で図書館行政顧問の粕谷さんの挨拶 | |
「時代を変える図書館サミット」をテーマに全国初の取り組みである、図書館サミットが本日開会しました。この催しは、「図書館」をキーワードとして、1.読書離れ、活字離れの解消、2.文字・活字文化の発展、ITの高度利用、3.出版・印刷等、本をつくり送り出す人々との協働、4.地域の課題解決と文化創造のために、より広範な共感と連帯を生み出すことを目的として、様々な立場の人々が集い、何ができるのかを討論します。そして、図書館の「新しい役割」や「地域社会とのつながり」等について模索し、その結果をマニフェストとしてまとめ、豊島区から全国に発信していく試みです。
初日の今日は、13時から豊島区文化芸術施設・アウルスポットで図書館行政顧問の粕谷さんの開会宣言、学習院大学の福井学長の来賓挨拶の後、作文コンクースの受賞者が紹介されました。13時20分から、メセナ会長の福原義春さんのスピーチがあり、基調講演として国立国会図書館の長尾真館長さんが登場されました。 15時からのシンポジュームでは、「図書館は新しい時代をつくれるか」をテーマに、印刷博物館館長の樺山紘一さんが司会で様々な議論が展開されました。 18時からは、自由学園明日館で懇親会が開催され、読売新聞東京本社活字文化推進事務局長の新山豊様と鳥取県米子市の今井書店社長の永井伸和様と懇談させて頂きました。新山さんは「学校図書館と地域図書館の連携で地域情報拠点」にと取り組まれているかたで、大いに刺激を受けました。 活字文化・図書館を通して、地域の文化、子供達の成長、地域の発展を推進していく。色々勉強になりました。 |