2007/11/1 第61回区戦没者慰霊式典-ノモンハン事件・坂口元大臣が調査約束

No.471  2007/11/03(Sat) 10:42
11/1第61回区戦没者慰霊式典-ノモンハン事件・坂口元大臣が調査約束
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野々垣会長さんのご挨拶
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ノモンハンの会、島田代表のご挨拶
11/1区戦没者慰霊式典が13時から区民センターで開催されました。野々垣亀会長さんの挨拶、来賓挨拶に続き、モンゴル・ノモンハン遺骨収集班の報告が島田代表からありました。
「ノモハン慰霊の会」としては数十年前から、事件の解明を政府に申し立てましたが、政府厚生省は聞く耳を持ちませんでしたが、坂口厚生大臣の時代に初めて大臣の口から「国として調査」を確約し事態が急転し、厚生省と「ノモンハン慰霊の会」合同の遺骨収集団が実現されたそうです。

モンゴルのウランバートルから1千キロ離れたソ連国境付近に、日本人が約2万人の死者を出した壮絶な戦いがありましたが、従来の政府の発表は死者約8千人との立場を繰り返し発表してきたそうです。日本側は今まで一度も遺骨収集ができずにきましたが、遺骨収集を始めると、ソ連側の遺骨は一切出ることはなく、綺麗に撤収されていました。気温は、日中では50度にも上がり、反対に朝・晩は5度まで下がります。本国から遠く離れた異郷の地で、厳しい環境の中で亡くなっていかれた、日本人の筆舌に尽くせぬ惨状が想われます。
島田代表さんの最後の言葉で「戦争には勝者も敗者もない」。という話が大変印象的でした。
公明党からは、木下幹事長、此島、辻、西山、根岸各議員が参列し、反戦の心を込めて献花を行いました。

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