今日の決算委員会は議会、総務費の審議。西山議員は、当該年度が区政80周年、WHOセーフコミュニティ-SC認証元年として90年100年先の安全の取り組みが始まった。そのSCと区民ひろばについて検証。 そもそも豊島区のSCの特徴は小学校区にひとつ設置されている、区民ひろばを拠点とすることと、具体的な10項目についての事故予防という2本の柱で構成されてきた。 くみん広場は、そのSCステーションとして、高齢者の事故安全キャラバン、転倒防止キャラバン事業を積極的に推進してきたその成果を確認。 小さいこどもから高齢者の地域拠点として、自主運営に向けての協議会の動向を確認。また、区民ひろばで強い要望のあるカラオケの充実を強く要望しました。
続いて東日本震災を受けて救援センターマニュアル、震災復興マニュアルの整備状況と区民への周知方法を確認。地域特性に配慮した救援センターの取り組み。復興ボランティアの有効な体制づくりを要望。様々なマニュアルをより効果的、実態に即したものとすべく、各種防災訓練等に活用することが重要と訴えました。
木下議員からは、豊島区のICT・情報化推進の現状と今後の予定について、23年~27年の第二次情報実施計画の進捗状況。 10年くらい前まで他区と比べると遅れていた区の情報化が、27年新庁舎完成に向けて『本庁舎に来ること申請手続きが可能』となる仕組みについて検証。 サイバー攻撃への対策に加え、マイナンパー制度導入に関して、区民の個人情報保護に努めるよう、取り組みを要望しました。
自由質疑で西山議員が帰宅困難者対策を質疑。東北大震災前から対策を講じてきたが、残念ながら3.11は機能できなかった反省をふまえ、24年3月に策定した池袋周知対策協議会の実施的な訓練等確認。総務省災害時情報伝達モデル指定都市として、ワンクリックの瞬時の情報伝達の活用、状況を確認。 今後の訓練の財源は国の社会資本整備総合交付金を活用。11月には大規模な訓練を実施することとなりました。