2013.10.10 決算-福祉・衛生費

今日の決算委員会は福祉・衛生費の審議。西山議員から、子どもの放課後対策として公明党が平成11年から提案・推進し、実現して保護者から大人気の、こどもスキップについて質疑。今年度池袋小、豊成小の整備で23小学校中20校まで拡大。残りは、新校舎の目白小、本町小以外の千早小もやっと目処が立った事を確認。そもそも『スキップ』の名付親が前こども部長であり、全国的に注目されている『スキップ』の今後の課題について、児童数が多い学校の安全対策を要望。

続いて、重要施策の保育園待機児童対策について、政府が2017年までに40万人の待機児童対策で質・量ともの対策に取り組もうとしている。公明区議団として今年3月緊急対策を要望し、着実に推進してきたことを評価。しかし、今年9月時点で273名の待機児童の現状があり、対策をすればするほど『潜在待機児』の需要が上がる。認証保育園の誘致、スマート保育など多様な対策が急務。また、相談窓口、HPによる情報提供、コンシェルジュの設置等更なる対策を要望しました。

木下からは、ガン対策について豊島区ガン対策推進条例など区の対策を確認。当該年度は大腸ガン検診に個別勧奨が効果し9%アップを評価。平均受診率も着実に伸びている。胃がん・ピロリ菌へのABC血液検査と子宮けいガンのHPV検査早期実施を要望。更に、豊島区医師会が全国初のB型肝炎ウイルスワクチン助成事業の英断を評価し、今後に対する区の支援策検討を確認。区は厚生労働省の検討を見極めとしているが、生命を守る英断には可能な限り、しっかり応えるのが自治体の使命と要望しました。

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自由質疑で西山議員から支援が必要な方のコミュニティーソーシャルワーク事業=CSWの推進を質疑。会派として、大阪府豊中市の視察を通して多様な対策の重要性を述べ、当該年度に区内3ヶ所のくみん広場への配備を評価。社会福祉協議会のふくしサポート等と連携し、こどもから高齢者の支援が必要な家庭・人に対するCSWの活用、活躍を要望しました。

木下議員からは、発達障害支援について質疑。公明党が初めて発達障害を東京都議会で取り上げ、国の発達障害支援法が施行された経緯を紹介し、区の更なる事業の充実を総括。公明区議団が訴えてきた。医療・保健所・教育・福祉・労働など従来の縦割りではなく、総合的な対策が望まれる。『ライフステージごとの支援』をはじめ、「発達サポートファイルや支援ガイド」を評価し、更なる有効活用を要望。更に区独自の『発達障害心理相談』が前年80件から230件と大きな効果がでている。保護者から強い要望のある『療育施設』が今年、池袋と南大塚の2ヶ所増設されたが、療育の待機児解消を強く要望。 成人してから気付く方もおり、年齢、ステージに応じた対策の必要性を要望しました。

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