No.1128 2012/10/23(Tue) 20:39 |
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H24年10月23日 第23回東京都道路整備促進大会 |
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第23回東京都道路整備促進大会が日比谷公会堂で行われ、都市整備・清掃環境委員と共に参加しました。
国土交通省前川道路局長代理内閣官房審議監、東京都村岡技監が東京の道路整備の現状と課題の講演がありました。国土交通省道路整備内閣官房審議監は、平成25年概算要求を説明。重点要求が年末に向けて査定される。道路関係では1.物理ネットワーク整備、2.全国ミッシングリング整備、3.LED照明化との重点化を説明。
1のネットワーク化は首都圏環状線整備に402億円。2の太平洋沿岸部津波対策1475億円を見込むとの事。首都圏道路整備は、アメリカ、フランス、中国など先進国では100%近い整備率が東京首都圏は48%と半分の整備率。現状は、国際競争力に大いに問題あり対策が急務。
続いて「社会資本整備総合交付金」の中でも、通学路安全確保について今夏2万校の総点検を行い、対策が必要な7万ヶ所の早期対策を進める。
橋梁等社会資本老朽化対策では、2020年には50年を経過する割合が50%と予想される。定期的な維持管理・補修していけば、改修予算が八分の一、十分の一ですむことが話されました。
平成9年の公共事業に比べ25年は半分に減少。逆に社会保障費は40%増加している。公債発行の推移について説明がありました。
東京都村尾技監からは環状線整備事業について、119番通報で到着に掛かる時間が全国ワースト1位の9.7分。第一位の富山県の6分に大きく遅れていることを例に首都圏の道路網整備の遅れを指摘。
大災害時の防災道路・街づくりのための「木造密集地域不燃化10年プロジェクト」、無電柱化、橋梁の耐震補強、長寿命化などについて話がありました。
「木造密集地域不燃化10年プロジェクト」については、実質8年で指定された計画道路を整備するとの強い決意を述べられました。 |