24R6.12.16 副都心委員会

豊島副都心開発調査特別委員会調査案件
1 池袋駅東口A・C・D地区のまちづくりについて(第2回アンケー
ト調査の結果報告等について)
はじめに
池袋駅東口A・C・D地区は、 Hareza 池袋 、 南池袋公園の整備 や 、 東池袋一丁目地区市街地再開発事業 が隣接する など 、拠点整備が成熟しつつある中で、 「老朽建築物の建替え促進」 や「新たなにぎ わい創出」を実現するため、地域特性を活かした 具体的な 規制・緩和のまちづくり手法 ・ルールの検討を行ってい る 。 今回、 検討内容について意見を伺うため 、 第2回 アンケート調査を実施 した。

調査結果
① まちづくりの方向性について
地区全体 の方針 と して
新たなにぎわいの創出を図る とともに、主な歩行者ネットワークに位置付けられている道
路において、安全で快適な歩行者空間を形成することで、 池袋の玄関口にふさわしい、良好
な景観形成を図るとともに、安全 安心 な 誰もが集 い散策できるにぎわいあふれる都市空間の
維持・向上を図る ため、地区内の道路をその特性に応じて分類し、各沿道ゾーンに対して、
都市基盤の整備や都市機能の誘導などの取組方針を定める。

沿道 ゾーンごと の 取組方針 について
【グリーン大通り沿道ゾーン 】
車両出入口の抑制、 にぎわい機能 の誘導、 多様な溜
まり空間 の確保により、新たなにぎわいを 創出 する 。
【広幅員沿道ゾーン 】
壁面後退
により歩行者空間を確保 する 。 集約駐車場
を誘導 し、 地区全体での交通機能の強化を図る 。
【主要な歩行者ネットワーク沿道ゾーン 】
壁面後退により歩行者空間を確保 する 。 建物内外の
低層に溜まり空間を整備することで、回遊性を高め、
面的なにぎわい形成を図る 。
【横丁に面するゾーン 】
個性ある魅力的な街並みを保全する 。
【その他道路の沿道ゾーン 】
壁面後退により歩行者空間を確保
する 。域内の物流機能を担う、共同荷さばき場を誘導することで、
車両と歩行者の交錯を防ぎ、安全 安心 な歩行者空間 を確保する 。
上記まちづくりの方向性について 、 9 割 以上 の方から「賛成」 の回答

実施期間:令和6年9月30日~10月21日 方法:郵送及びポスティング
対象者:土地又は建物所有者、居住者、店舗等営業者 回答方法:書面又はインターネット
配布数:3975件 回収数:242件 回収率:6.1%(地権者14.1%)
グリーン大通り沿道ゾーン
広幅員道路沿道ゾーン
主要な歩行者ネットワーク沿道ゾーン
その他道路の沿道ゾーン横丁に面するゾーン

② 壁面後退幅について壁面後退幅について
壁面後退による歩行者空間の拡充とにぎによる歩行者空間の拡充とにぎわい空間をわい空間を創出創出するため、するため、敷地が面する道路の特性敷地が面する道路の特性に応じて、に応じて、0.30.3mまたはmまたは0.60.6mの壁面後退幅を定めることについて、mの壁面後退幅を定めることについて、約約88割の方が「賛成」割の方が「賛成」と回と回答答。。
③ 建物の高さ制限について建物の高さ制限について
容積率の緩和ルールを活用した建築物の最高高さについては、9090mmを上限とし、指定容積率を上限とし、指定容積率と前面道路幅員等に応じてと前面道路幅員等に応じて、段階的に設定すること、段階的に設定することについてについて、、約約88割の方が「賛成」割の方が「賛成」と回答と回答。

④ 公共的な機能について公共的な機能について
具体的な機能機能を示した上を示した上でで、不足しているもの又は、不足しているもの又はあると望ましいものについてあると望ましいものについて伺ったとこ伺ったところろ、、33地区とも上位地区とも上位55位までが位までが「「緑化緑化」」・・「「広場広場」」・・「「防災備蓄倉庫防災備蓄倉庫」」・・「「非常用電気非常用電気」」・・「「案内地図案内地図」」とと共通の結果共通の結果。。一方で、一方で、AA地区は「地区は「手荷物預かり場手荷物預かり場」」、、CC地区地区は「は「観光案内所・ステージ観光案内所・ステージ」」、、DD地区地区は「は「シェアサイクルポートシェアサイクルポート」が上位に入るなど、」が上位に入るなど、地区地区ごとごとのの特色特色もも見られ見られたた。
⑤ 地域貢献に基づく容積割り増しについて地域貢献に基づく容積割り増しについて
公共的な機能の整備や、地区らしさにつながる用途を建物内に導入した場合、容積率割増し
公共的な機能の整備や、地区らしさにつながる用途を建物内に導入した場合、容積率割増しができるルールができるルールを策定することについてを策定することについて、、約約99割の方が「賛成」割の方が「賛成」と回答と回答。

【豊島区公園等再構築プラン(案)の策定について】
1.現状と課題
・区立公園・児童遊園は合わせて165 か所あり、そのうち小規模(1,000 ㎡)未満の
公園が110 か所
・古い遊具が残ったまま、どこも似たような雰囲気の公園になっており、あまり利用
されていない
・ニーズが多様化し思い思いに公園を利用していることから、苦情も多い
2. 目的
小規模な公園が多い豊島区の特性を前向きにとらえ、各公園を憩い・遊び・交流
など、公園の用途にメリハリを付け、地域の中で様々な特徴のある公園づくりを目
指す。
3.取り組み方針
・地域の特性を活かした公園づくり
・地域の人に愛され、親しまれる公園を育てる
⇒ 目的に合わせて選べる公園整備
4.整備の考え方及び検討の手順
・豊島区都市づくりビジョンに示されている12 地区ごとに地区単位で検討・整備
・地区に点在する公園ごとの機能を分担し、個々の公園の役割を明確化させる
⇒ 地域別のリノベーションプランを示し整備。

【モデル地区】
・巣鴨・西巣鴨地区
・高田地区
・高松・要町・千川地区
6.今後の進め方(予定)
令和7年1月以降
モデル地区について、町会・公園利用者・関係団体へのヒアリング
令和7年度中目途
モデル地区において、ワークショップ・実証実験などを行い、リノベーション
プランを策定
※ 3モデル地区以外については、モデル地区の成果を踏まえ、進め方などにつ
いて検討のうえ取り組む。
※ 12地区のリノベーションプランを順次集成・編集等しながら、豊島区公園
等再構築プランを策定・改定していく。

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