【東京型不登校特例校を視察】
24日、辻議員、ふま議員が、今年度東京型不登校特例校“チャレンジクラス「I(アイ)組」”をスタートさせた墨田区立桜堤中学校を視察しました。
「I組」の生徒は、全区立中学校の在籍生徒で、在籍校で教室復帰のための支援を受けているが、社会的自立に向けて、チャレンジクラスでの支援が望ましいと考えられる生徒等です。
基本的な方針は、「学びをあきらめさせない」として、
・学級や教室復帰を目的とせず、「I組」の卒業を目指し、学びの保証をする。
・毎日の授業は、オンラインなども活用し、出席の確保をする。
・「生徒が学校に合わせる」から「学校が子どもに合わせる」
などの考え方と取り組みが行われています。
今年度は、1年生8名、2年生4名、3年生8名が在籍し、通学手段は徒歩または公共交通機関に限っていて、自転車は安全管理の観点から認められていませんでした。
学級施設としては、通常学級の生徒とは対面しないように、入り口や校内ルートも別にしていました。また、登校は通常学級より1時間遅らせ、下校は1時間早めて、1日4時間授業としています。
豊島区でも、令和7年度より西池袋中学校で登校支援学級「スリジエ」を開級する予定です。
今回の視察により、教員体制や学習の取り組み、さらには学習環境のあり方など、大変に参考になりました。