21R3.7.14 としま子ども若者応援基金を創設

としま子ども若者応援基金を創設

~“誰一人取り残さない”ための支援を“持続的に”行う仕組みを構築します~

令和3年7月14日

豊島区は、本日令和3年第2回豊島区議会定例会において、「としま子ども若者応援基金条例」を可決し、新たに「としま子ども若者応援基金」を創設いたしました。2020年7月、区は内閣府から「SDGs未来都市」「自治体SDGsモデル事業」にダブル選定され、誰一人取り残さないまちづくりに取り組んでいます。

区では「子どもと女性にやさしいまちづくり」など4つの柱を掲げ、持続発展都市を目指して着実に歩みを進めてきたところですが、依然として困難を抱えた子ども・若者や子育て家庭が存在し、コロナ禍でより顕在化しています。一方、ふるさと納税やクラウドファンディング等を通じて寄附文化が広まりつつある中、本区に対しても「子どもたちのために使ってほしい」という寄附のお申し出が増えています。

そこで、皆様からお預かりした寄附金を子ども・若者や子育て家庭への支援に活用することを目的として「としま子ども若者応援基金」を創設しました。困難を抱えた子ども・若者や子育て家庭への支援を行う仕組みを構築することで、SDGsの掲げる持続可能で多様性と包摂性のある社会の実現を目指していきます。

具体的な支援事業については、地域団体等の意見を参考にしつつ、これまでの支援状況や緊急性を踏まえて検討し、区民の代表者等で構成される会議体において選定します。

区の担当者は「支援をしたい人と支援が必要な人を結び、地域全体に支援の輪を広げていきたい」「いただいた寄附金を活用した支援事業を展開するとともに、企業や団体等の資源を活用したモノ・コトや居場所などの支援も並行して行うことで、豊島区の子ども・若者や子育て家庭を応援する1つの大きなプロジェクトとして育てていきたい」と話しています。

設置年月日

令和3年7月14日

設置根拠

としま子ども若者応援基金条例

基金の財源

区民や企業の皆様等からいただいた寄附(銀行振込、ふるさと納税サイトによる寄附を検討)

支援事業のイメージ
  • ひとり親家庭への食糧支援
  • 児童相談所開設後の一時保護所入所児童等の支援
実施スケジュール
  • 令和3年8月~ 支援事業の検討
  • 令和3年秋    支援事業第一弾の実施

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