H28.09.30 決特3日 福祉衛生費

決算委員会の3日目 福祉・衛生費の款別審査です。

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辻議員からは、
●待機児童対策について、
・この3年間で1668名の定員の拡大を実現。平成28年4月は105名とH27年に比較して半減できた。23区比較で3位の拡大を図った。
・設置基準の緩和により私立、認可共に定員拡大した。
・1~2歳の保育を終えた、「3歳児の壁」対策に取り組むことを要望。
・居宅訪問事業の内容を確認-ベビーシッター事業は待機児童対策に期待する。
平成29年に待機児童ゼロを目指す。

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●児童虐待防止について質疑-豊島区の現状は?相談件数は、上半期で24,011名で5年連続増加。主に面前DVなど増加。
・児童相談所の都から区移管にむけた体制整備を他区に先駆けて取り組んでいることを評価。虐待から子どもを守る、スピーディで適切な対応を要望。

●歯と口腔の健康。歯周疾患の充実がはかられている。先日の糖尿病と歯周疾患の講演。歯が全身に影響する、口腔の健康推進を要望。

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根岸議員は、●がん対策の推進。検診勧奨の効果について。受診率が全体で19.6%と年々増加している。
・胃がんリスク検診ピロリ菌、ABC血液検査に加えて、尿による検査も拡大。
・内視鏡検診への推進も望む。
・大阪、高槻市では中学生にピロリ菌検査をし、尿検査、若者検診に取り組み、胃がんのリスクが低下している。検討を望む。

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木下幹事長は、●成年後見人制度、社会貢献型後見人制度の充実を質疑。
・成年後見人活用の区の現状、平成27年度は22件。後見人は弁護士、司法書士、社会福祉士等。東京都が養成した社会貢献型後見人が2名。
・申し立て手続きが複雑、分かりにくい。区として更なるPRを望む。
・社会貢献型後見人の養成も東京都が終了して、区に移管している、更なる養成を求める。

自由質疑で根岸議員は●認知症対策、新オレンジプランでの豊島区認知症戦略
・地域でサポーター養成事業を実施しているが、23区で22番目と低い。今後の取り組みが必要。
・コーディネーター、キャラバンメイト養成の充実をはかり高齢者が長く地域で住み続けられる環境作りを要望しました。

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