予算委員会款別審査、福祉衛生費。中島議員から、保育園待機児童対策について、20年に50名を越えて、保育計画を策定し以降、年々増加の一途。公明党は、その都度待機児童対策を具体的に取り上げてきた。例えば、区民住宅の空き室を活用し保育ママを提案したり、臨時保育所の延長、空き店舗を活用した小規模-スマート保育等多様な保育で待機児童対策を要望してきた。
現状は、毎年200名の希望者が増えている。公明党と与党の申し入れに応えた、認証保育料補助金大幅拡充と認可保育園増設の決断を評価し潜在待機児童対策を要望しました。高野区長から、いっそうの努力する答弁がありました。
続いて、高橋副議長から、公明党が特に力を入れてきた、がん対策について質疑。全体のがん検診率が少しずつ上昇し、23区10位程度まできた。新年度新規事業で胃ガンのピロリ菌、20歳への検査と40歳のABC血液検査導入を評価。それらが、医師会からの提案により開始された、今後の予防の充実に期待。更に、23区初の子宮けいがんのHPV検査を30、36、40歳で実施する、更なるがん対策に期待したい。また、女性の未受診者への個別勧奨の成果に期待する質疑を行いました。区長から「がん対策をはひめ、公明党の健康施策に応えられるよう努力する」との答弁がありました。
木下議員からの消費税アップの低所得対策の臨時福祉給付金と子育て臨時給付金への周知、相談体制等について質疑を行いました。専門の課の設置、特に相談体制でコールセンター等細かく手を打つように要望しました。
自由質疑で中島議員から、コミュニティソーシャルワーカーについて、公明党がいち早く設置を提案し21年からモデル実施から5年を経過し、新年度2箇所増やし6圏域とし、27年には8圏全てに配置の計画を確認。特に、区民ひろばを拠点に豊島区としては、積極的なアウトリーチが大きな特長であり、お年寄りから、こどもに対する様々な実践を評価し更に、新年度では、CSWの前の段階でアンテナ役として、地域福祉サポートを500名を目標に募集中、新聞配達や信用金庫の方々が応募し、更なる、地域ボランティアとの連携に取り組むことを大いに期待する。複雑化した社会で、支援が必要な方に対して、地域と行政をつなぐCSWの益々の活躍に期待する質疑を行いました。