豊島区と友好協定都市の三重県名張市に伺い、公明市議の細矢さん、富田さんから、議会改革についてお話を伺いました。名張市人口81,612人世帯数:32,898世帯、130K平米。議員定数20名。
丁度、第三回定例会で、公募市民と有識者を入れた、議会検討委員会の答申が出されて、その答申による、更なる開かれた議会の取り組みが開始されたところです。細矢さんが委員長で大学教授のかたが副委員長で会を重ねて、先の定例会で答申がまとめられました。
名張市議会は、全議員協議会のもとに、「政策調整会議」によって、本会議上程案件を協議して、閉会中も常任委員会を開会しています。既に、予算決算の全員での審議や正副議長の立候補意見表明、議会報告会などが数年前から積極的に実施されています。現在の議長が公明党の石井議長で、立候補時のマニフェスト「理事者の反問権」については、来年夏が選挙ということで、議会基本条例や反問権について、改選後、議論を重ねていく方針だそうです。
お隣の伊賀市では、全国に先駆けて「議会基本条例」が施行されていますが、伊賀市議会の議長選挙に係る買収刑事事件などがあり「条例を作るよりも議会の中身が大事である」との観点から、外部有識者を入れた検討委員会が設置され、民間の方からのご意見を参考にしようとなったそうです。
自民党、共産党、公明党。民主党、社民党などの党派を超えて、二元代表制のなか、首長を監視し、政策を提言する議会として、市民に分かりやすい、開かれた取り組みが継続的に行われてきました。