No.475 2007/11/11(Sun) 23:03 | |
11/5区立熊谷守一美術館の開館式典 | |
熊谷かやさんと高野区長のテープカット |
此島議員、辻議員、木下幹事長と地元町会長 |
11/5午前10時半から、区立熊谷守一美術館の開館式典が、千早2丁目の同美術館で開催されました。この美術館は、守一氏のお嬢様のかや氏が多くの守一作品-約7億円相当-を寄贈され、かや氏没後には敷地、建物を区に無償提供することとし、かや氏ご存命中は、同建物を無償貸付して戴く事で、区とかや氏が合意し、豊島区立熊谷美術館条例に基ずき行われる式典です。公明党からは、此島議員、辻議員が地元議員として、会派代表として木下幹事長が、更に長橋都議も参加しました。 テープカットの後、2階のホールで式典が挙行され、かや氏からは、これまでの経緯をご説明され30年前守一没後、ご自分が父の遺産を後世に伝える決心をし1985年、私費で美術館を開館した。その後、生まれ故郷の岐阜をはじめ全国4ヵ所で父、守一の関係する美術館に遺作を提供してきたが、守一が学び、魂魄を止めて作品に向き合ったこの場所に区立美術館として開館できる喜びを語たられました。 来賓のご祝辞では同美術館の設立にご尽力戴いた、岐阜県立美術館芸術委員の広江泰孝様からご挨拶があり、丁度今年が守一没後30年という節目の時に、守一の地元に区立美術館が完成でき、これ以上の喜びはない。芸術作品は飾られるに相応しい場所があり、守一が笑い、学び、悩んだ、この場所こそが最も相応しい場所であると信じる。この美術館を通して、この地域が、豊島が更なる文化の風薫る町になるよう期待します。と話されました。 |