24R6.8.9 いじめゼロに向けた寝屋川モデルを視察

【いじめゼロに向けた寝屋川モデルを視察】
8/9日の午後、公明区議団は寝屋川市役所における、いじめゼロに向けた新たなアプローチのご説明を伺い、質疑を行いました。
寝屋川市は子育て施策として「寝屋川市子どもたちをいじめから守るための条例」が制定されています。そこには「児童等はいじめを行ってはならない」と明記されており、市や保護者、学校などの責務、児童等の心構え及びいじめの禁止、相談、調査、是正勧告などが示されております。教育的アプローチは人間関係の再構築に長期間を要するため、行政的アプローチで監察課がいじめの即時停止のために動きます。このような第三者的視点でいじめ対応の不備をチェックし、検証。また、教育的、行政的の2つのルートを提示する事で、相談者が望む形の解決を選択する事ができるとの事です。役割分担をする事で、教員の負担軽減にもつながり、専門的な対応が可能に。
また、「寝屋川市いじめ被害者支援事業補助金交付要綱」も定められ、弁護士費用等支援事業、転校費用等支援事業、いじめ被害者所有物に係る現状回復支援事業が行われております。これにより、いじめ教育的アプローチ、行政的アプローチ、法的アプローチの3段階を構築されています。
さらに、毎月学校で全児童・生徒に監察課宛に手紙として送れるチラシを配布し、繰り返し相談を促しています。チラシには「監察課はいじめを絶対に許しません。手紙を受けた時点で動きます。」と書かれており、抑止力にもなっているとの事でした。
本日の視察を参考に、本区のいじめ対策についてもあらゆる手法を考えて参ります。
寝屋川市の皆様、大変にありがとうございました。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする