令和 5年決算 ⑤文化商工子ども教育費 高橋議員(10月17日)

②認定こども園

○高橋佳代子委員  ぜひよろしくお願いいたしたいと思います。

次、認定こども園についてお伺いをいたします。今定例会の一般質問で、池袋幼稚園と池袋第五保育園の分園型認定こども園について質問をさせていただきました。

これまでも認定こども園化に向け、文化、芸術体験のワークショップや施設改修の設計などが行われてきたと思います。しかし、御答弁では、令和7年度開設を目標に進めてまいりましたが、これまでの検討を踏まえつつ再検討することといたしますという御答弁でございました。これは、子ども文教委員会の報告資料には、教育委員会の関与、現状を踏まえた区立幼稚園3園の方針等の観点から、一旦、整理が必要というようなことで、今後、区長部局と教育委員会が連携して、全ての就学時前の幼児教育の方針をまず策定し、その後に区立幼稚園の方針、認定こども園、この計画を策定するというようなことでよろしいんでしょうか。ちょっと確認です。

○後閑教育施策推進担当課長(心得)  時期的なところ、重なるところはあるかなというふうに思っておりますけれども、まずは幼児教育のビジョン、園を運営するに当たる根幹の部分、こちらのほうが優先されるというふうに認識しております。

○高橋佳代子委員  そのとおりだと私も思っておりますので、子どもたちや保護者にもある日突然、2つの園を1つにしますというような、区が方針を示して、子どもたちや保護者に受け入れていただいたというようなことだというふうに思うんですね。それがこの段階になって立ち止まる、立ち止まらざるを得ないというような事態になってしまったということでございます。それはなぜかといえば、先ほどおっしゃった幼児教育の目指すべきビジョンがしっかり定まっていない。定まっていないにもかかわらず、認定こども園化、形だけを進めてこられたのではないかなと、そこに原因があったのではないかなというふうに認識をしておりますけれども、私はやはり、教育長、2期目に入られまして、これまでの流れをずっと御覧になってきたというふうに認識をしております。そういう意味では、教育長の責任もあるというふうに思ってございますが、教育長の御見解を伺います。

○金子教育長  このたびの事態については大変責任も感じております。就任以来、まずビジョンにおいて、先ほどの報告書を受けて、こども園をつくるというのは、もう私の2年前ぐらいですかね、の時点で決まっていた、しかし、進んでなかった。それを調べてみますと、様々な国の制度の制約が非常にあったと。これ、言い訳になってしまいますけれども、そういう中ででも我々はやらなきゃいけないということが今でも変わりませんので、それを非常に強く感じた、この間でございましたので、何型ということだけでなく、本当に区が目指すべき幼児教育・保育というものについて、改めて、これはオリジナルにちょっと考えないと、いわゆる義務教育の小・中学校というのとはまたちょっと制度が大分異なるということに随分と悩まされましたので、それを踏まえて、しっかりと豊島区としてどう考えていくのか、それから、誰も取り残さないという考え方をそこにしっかりと取り入れていくにはどうしたらいいのかということを、先ほどからの御指摘も踏まえまして、しっかりと検討してまいりたいと思います。

○高橋佳代子委員  今後、予定が変更になるということで、丁寧な保護者への説明も必要になります。やはり子どもたちへもしっかり説明をするべきだというふうに思っております。年齢によって、確かに理解の深さは違ってくるかと思いますけれども、とても大切なことであるというふうに思っております。

また、これまでワークショップが行われていたり、2つの園が1つになるということを楽しみにしていた子どもたちもいたのではないかなということを考えると、やはりその計画が令和7年度からまたずれてくる、その後がまだ見えないという状況になると、そのような子どもたちに対してもメンタル的な支援というか、そこもしっかりと行うべきだというふうに考えますが、その点はいかがでしょうか。

○後閑教育施策推進担当課長(心得)  今回の認定こども園の見送りというところにつきまして、まず保護者、園児も含めた保護者になりますけれども、今度、10月の25日と26日で説明会を実施いたしまして、丁寧に御説明のほうをしていきたいというふうに考えております。

また、園児につきましては、まずは両園の園長先生から園児の状況ですとか、そういったところも把握をしていきたいというふうに考えております。

また、今年度ワークショップを通じて、両園児の交流というものも図られてきているところでございます。今後、保幼小の連絡会もございますので、そういったところを行いながら、小学校への円滑な接続というところもできるようにしていきたいというふうに考えております。

○高橋佳代子委員  ぜひお願いいたします。令和6年、来年の1月に、今後の方向性やスケジュールをまとめられるというようなことでございますけれども、幼児教育ビジョンがまず大体固まってから、今後のことを考えるという先ほどの答弁を考えると、ほかの幼稚園2園についても検討しなきゃいけないので、どの程度の情報をこの1月に示すおつもりなのかお伺いしたいと思います。

○後閑教育施策推進担当課長(心得)  まずは令和6年1月の段階でですけれども、今後の方向性ですとか大枠のところと今後のスケジュール、そういったところについてお示しできればというふうに考えております。

○高橋佳代子委員  なかなかこういうことはないですね。行政が一度決めたことを区民への信頼を失うことにもなりかねないんで、やはりしっかりと責任持った検討をぜひよろしくお願いしたいと思います。