令和 3年決算委員会 10月15日 3特別会計

糖尿病の重症化予防事業・レセプト点検

○高橋佳代子委員  私も国保についてお伺いをいたします。

先ほどの松下委員の質疑の中で、区全体においては医療費が、縮小というか減になっていると。それはコロナの影響で、今マスクとかいろんな例も出ましたけども、そのお話の中で、平成27年度以降減だというようなことがありましたが、これは主にどういう理由ででしょうか。

○倉本国民健康保険課長  減になっていったのは、被保険者の減というのが主な要因ではあると思います。さらに、昨年度に関しては、コロナウイルスが流行したというところでの減になったというような認識でございます。

○高橋佳代子委員  ということは、国保の加入者自体が減っているというような判断ですね。それで全体の医療費が平成27年度からは少しずつ削減されているというか、小さくなってきているということで了解しました。

それで、公明党もこれまでいろんな医療費の適正化に向けて提案をさせていただいてまいりまして、糖尿病の重症化予防、これ私どもも呉まで視察に行ったりしながら、いろいろ昔見てまいりましたけれども、本当に豊島区はそれでも全国に割と早い段階で糖尿病の重症化予防も取り組んでいただいておりましたけれども、令和2年度の状況、またその成果についてお伺いをしたいと思います。

○坂本地域保健課長  糖尿病重症化予防事業につきましては地域保健課のほうでも担当しておりまして、特定健診の結果、糖尿病の予備軍で疑いがある方、それで特定保健指導を、メタボリック予防のほうでやらないといけない方おりますので、それを除いた方で、かつ治療にまだ至ってない方について指導させていただいておるところでございます。

令和2年度につきましては、対象の方が1,354名おられまして、御参加いただいた方は137名というような状況でございます。

○高橋佳代子委員  今お聞きすると約1割ですかね、まだまだやりようがあるかなというふうに思います。やはり糖尿病になられると非常に重症化すると、透析が始まると物すごい医療費が上がってくる。その前段階でいろいろな保健指導とかですね、そういうもので改善をしていこうということなんですが、すみません、ちょっとここも、もうちょっと聞きたいんですけど、これ1割しか今参加されてない。ここをやっぱりもう少しどうにかやる必要が、何というんですかね、区民に対してコンタクト取っていく必要があるかなというふうに思うんですが、何かお考えがあったらお伺いしたいと思います。

○坂本地域保健課長  委員御指摘のとおりでして、御参加いただいた方には御好評いただいていたりとか効果も出ているかなというところですが、まずは参加していただかないといけないということで、昨年コロナ禍ということもございまして、少しオンラインで集団の教室を見ていただくとか、対面でなくてもきっかけをつくっていただくとか、そういうような工夫を始めているところでございます。

あと、そもそも糖尿病重症化予防事業の対象になった方に御案内の通知を差し上げているわけですけれども、そちらの内容とかパンフレットについては工夫をしておりますが、これからも重ねていきたいと考えております。

○猪飼高齢者福祉課長  今年度から保健事業と介護予防の一体的実施を実施しておりまして、高齢者福祉課でも糖尿病重症化予防ということで、集団に対して普及啓発、また指導等を行っているところでございます。

○高橋佳代子委員  ありがとうございます。いろんなあらゆる角度から、やはりこういった対象となる区民の方々に働きかけるということが大事だというふうに思います。やはりまだ9割の方が残っているので、どうやったらこの方々に、何というんですかね、接触をしながら保健指導を受けていただけるかということが、これからやはり課題になってくるかなというふうに思います。

【ジェネリック医薬品、差額通知・レセプト点検】

また、もう一つジェネリック医薬品、差額通知をやっていただいておりますけれども、この実施状況と効果についてお伺いします。

○倉本国民健康保険課長  令和2年度においては年2回、7月と2月、合計7,298通の通知を発送いたしました。通知発送後の削減効果として、約280万円の保険者負担相当額分の削減を確認しているところです。

継続的な取組の成果として、平成24年11月の事業開始当初、数量シェアが35%だったところ、令和3年4月の数量のシェアは70.4%と、着実に増加してございます。これを金額に換算しますと、累積の効果額はおよそ8年間で約22億円にも上ると試算をしているところでございます。

○高橋佳代子委員  22億円といったら大きい金額だというふうに思います。ちょっと、やはり昔はジェネリックと言いにくいよとかってよくおっしゃる区民の方いらっしゃいましたけど、今保険証の裏にそのまま入れられたり、話さなくてもそれを出せばジェネリック医薬品を選べるというような工夫もしていただいているので、大分浸透してきたかなというふうに思います。また引き続き、7割からまたさらにジェネリックの活用が上がるように、引き続き取り組んでいただきたいというふうに思います。

もう一点、レセプト点検もされていますが、この効果についてお伺いしたいと思います。

○倉本国民健康保険課長  被保険者1人当たりの財政効果額ですが、昨年度の効果額は、令和2年度が1,548円と、令和元年度と比べて、ちょっとマイナスにはなってございます。

○高橋佳代子委員  これマイナスになった理由というか、マイナスというのはどういう、効果が減少したということですか、それちょっともう一回お願いします。

○倉本国民健康保険課長  効果額が令和元年度が1,986円で令和2年度が1,548円となってございまして、効果が減ったということでございます。ただ減ったから悪いかいいかというところも、実はちゃんとレセプトを、診療報酬明細書をちゃんと作っているところがあればチェックがかからなくて、正当なものであればですね。正当も何か逆に増えたというふうな考えも取れるかなというところもありまして、なかなかその辺の評価というのは難しいところなんですが、ただ、レセプトの点検効果額については、支援制度の新規のインセンティブが働いておりますので、そういう意味ではやっぱり効果額が高いほうがいいのかなというところも制度としてはございます。ということで、効果額が昨年から金額が減ったというところでございます。

○高橋佳代子委員  これは、ただ単にこの金額だけ見ているだけじゃ駄目なんですね。いろいろ理由があって、ちょっと難しいんだなというふうに思います。

国保の加入者も減ってきているというようなお話なんですけれども、医療費の適正化について、まだまだやれるところということもありますし、全体の医療費の適正化について、最後に今後の取組についてお伺いをして終わりたいと思います。