令和 5年予算委員会 3月 2日 区民・福祉・衛生費 辻議員
⑥マイナンバーカードの交付及びマイナポイントの事業
○辻薫委員 マイナンバーカードの交付及びマイナポイントの事業について伺いたいと思います。
国は、令和4年度中にほとんどの国民がマイナンバーカードを持つことを目標にしてきたと思いますけども、本区の申請と交付の状況はいかがでしょうか。
○秋山総合窓口課長 最新の数字が令和5年1月末現在、約一月前の数字となります。本区の累計申請数は23万9,418件、これは、すみません、令和4年度、1年前の1月1日現在の人口ベースでちょっと割った数字になりますけども、申請率が84.5%です。交付につきましては17万8,154件、交付率は62.88となっております。これは累計の交付枚数ということですけども、実際どのぐらいの区民の方が持っているかという数字はちょっと別に取っておりまして、同じ時点、約一月前の数字で大体53%ぐらいということで、実際にもう持っている方が半分を超えているという状況でございます。
○辻薫委員 それで、この令和6年の秋に現行の健康保険証は原則廃止されて、マイナンバーカードを使ったマイナ保険証に一本化するということで、大変これを心配されている区民の方がいらっしゃいますけど、この点につきましてはいかがでしょうか。
○秋山総合窓口課長 国の数字も大体、豊島区の数字をちょっと下回るぐらいの数字ということですから、累計の交付枚数も6割程度ということでございます。これが1年後、来年の秋に、では、100%になるかというと、そんなことはないということでございまして、マイナンバーカードについては任意ということでございますので、その点は私たちも危惧をしていたところですけれども、そのマイナンバーカードを持ってない人の保険証に代わるものとして、政府が資格確認書というのを発行するというアナウンスをしております。マイナンバーカードを持っていなくても、きちんと保険診療を受けられるということでございますので、その危惧していたところはクリアできたかなと思っています。
ただ、それ以外の部分で、保険証以外の部分でこれ申請したいなという人もいると思いますが、そういう人がちょっとまだ申請できないという状況がまだ続いていて、そこが課題であると認識しております。
○辻薫委員 ちょっと今出ましたけども、この健康保険証の対応というのは分かったんですけども、この寝たきりの方とか独り暮らしの方で、なかなか取得ができないというような方が実際にいらっしゃるんですけれども、こういった方につきましては、どのような対応をされますでしょうか。
○秋山総合窓口課長 区内の例えば要介護3以上、寝たきりの方かなと思われる方、これは独り暮らしではないかもしれませんけれども、4,000人強の方がいらっしゃるということでございます。そういった方々、申請すらできないという方々にどういうことができるかということなんですが、やはり職員が出向くなどして申請をしていただくしかないかなとは思っております。保険証一体化のところでは、かなりの数を伺わないといけないかなと思っていましたが、先ほど申し上げたとおり、資格確認書でどうにかなるということですので、数としては少ないかもしれません。我々も行ける数というのは少ない、回数が少ないですけれども、可能な限り、要望があれば出向いていって申請をしてもらうということも考えております。
○辻薫委員 大変重要なところだと思いますので、引き続き発行はしていくということだと思いますので、ぜひ誰一人取り残さないという思いで、実施していただきたいことをお願いして、終了いたします。