令和 5年予算委員会 3月 3日環境清掃・都市整備費

④クールスポット・給水スポット事業

○辻薫委員 次に、委員長。これは我が会派の高橋幹事長が質問をして実現したということで、クールスポット・給水スポット事業について伺いたいと思います。

まず、事業概要について御説明いただきたいと思います。

○岡田環境政策課長  お尋ねの事業でございますが、区民ひろば、こちらの場所を活用いたしまして、今14か所想定してございますが、こちらのほうに冷水用の給水器、これも常温も兼ねてございますけども、こちらを設置いたしまして、マイボトルの利用促進、ペットボトルの削減、それから熱中症対策という形もございますので、区民ひろばに集まっていただきながら暑熱対策ということも兼ねまして、事業展開、令和5年度から新たに新規事業という形で立ち上げた事業でございます。

○辻薫委員  そこの設置想定の施設というのはどのようになりましょうか。

○岡田環境政策課長  今、区民ひろば所管のほうとも協議を進めているところでございますけども、名称で申しますと、仰高、清和第一、第二、西巣鴨第二、池袋本町、高南第一、第二、目白、要、富士見台、千早、さくら第一、第二、朋友、こちらの14か所を想定してございます。

○辻薫委員  この間区民ひろば池袋へ行ったら、記念品に、ペットボトルじゃないや、プラスチックのボトルを頂いて、それを使うんだなというふうに感じたところでございます。

また、設置されるこの機械でございますけども、これはどんなものなんでしょうか。

○岡田環境政策課長  一般的には大きさが、幅が23センチ、奥行きが23センチ、高さが47センチ程度、一つの箱ぐらいの大きさを想定してございます。場所によっては、大きな掲示もできるような、台も設置しながら環境への取組などの啓発もできるような形で今調整をしてるところでございます。

○辻薫委員  区民ひろばを今ともかく中心に様々な事業を展開していく中で、そうした配慮がされる、熱中症対策としても非常に有効な取組だというふうに考えてるところでございます。

そうしますと、導入した場合に、この削減効果ですか、そういった意味では環境面でのペットボトルのごみ量とか、この点につきましてはどうなりますでしょうか。

○岡田環境政策課長  一つのシミュレーションをした形でございますけども、例えば、今、本庁舎にもこの給水器を導入してございますが、そこからある程度想定をいたしますと、ペットボトルのごみ量とすると327キロぐらいの削減量が今図れるんじゃないかというふうに想定してございます。これをペットボトルに換算しますと、1万6,000本ぐらいの効果があるというふうに考えております。これが区民ひろば全体に波及するということになりますと、想定程度のペットボトルの削減効果、それからそれに伴うCO2の排出量の削減効果ということを期待してるところでございます。

○辻薫委員  私どもの提案でしたので、ぜひ実施に向けてしっかりやっていただきたいと思います。