令和 5年予算委員会 3月 6日 ②-2 文化商工・教育費・子ども費

【子ども・子育て支援-バースデー訪問事業】

○辻薫委員  次に、子ども家庭費について伺います。

最初に、子ども・子育て支援について質問いたします。

国は令和4年度第2次補正予算におきまして、妊娠期から出産、子育て期まで一貫して相談に応じる伴走型相談支援と経済支援を一体として実施する妊娠出産・子育て支援交付金を創設いたしました。この伴走型相談支援と経済支援につきましては、今後とも継続実施していくとしておりまして、実施に当たっては、各自治体が主体となることから、速やかに事業開始ができるよう、我が会派からも新年度の予算の重点要望とさせていただいたところでございます。

そこで、様々質問あるんですけれども、定例会の初日の議員協議会で、豊島区におけるこの支給方法とか、国の財源だとかという、都の財源だとか等、詳しく表で説明いただきまして、理解したところでございます。

そこで、この説明資料の中に、国及び東京都の妊娠・出産時期別支給方法及び支給額一覧があるんですけれども、これを見たところ、遡求分ですね、もう令和4年度の出産から事業開始、令和5年度の開始以降の方も支給額には違いがないということを確認したんですけれども、この理解でよろしいんでしょうか。

○安達子育て支援課長  委員おっしゃるとおり、支給時期に違いが、遡求分と事業開始以降で異なる部分はございますが、支給総額としては変わりがございません。

○辻薫委員  ありがとうございます。

それで、今日聞く内容としては、その補正のほうの中で、バースデー訪問事業の拡充というところで確認させていただきたいと思うんですけれども、まず、この現状と事業の概要につきまして伺いたいと思います。

○山本子ども家庭支援センター所長  こちらの事業につきましては、本区では、バースデー訪問の事業といたしまして、1歳の誕生日頃に絵本をプレゼントしつつ、家庭訪問をしている事業がございます。こちらの事業を、東京都が国の妊娠、出産、子育て支援の重点化に伴いまして、切れ目ない支援の一つの事業として、バースデーサポート事業というのが位置づけられました。そちらの事業を活用いたしまして、補正予算のほうで、1歳の、令和4年4月1日にお誕生日を迎えるお子さんから1万円、第1子については1万円、第2子については2万円、第3子以降につきましては3万円のこども商品券をお配りする事業に変更することとして、予算を組ませていただいております。

○辻薫委員  それで、対象となる児童はどのぐらいいらっしゃるんでしょうか。

○山本子ども家庭支援センター所長  転出入のお子さんも含めまして、多めに見積もりまして2,050人を見込んでおります。

○辻薫委員  具体的なこの実施方法についてはいかがでしょうか。

○山本子ども家庭支援センター所長  現在、保育園に通われている1歳の誕生日をお迎えになるお子さんにつきましては、郵送で東京都からのアンケートや事業内容をお入れしましたものをお送りいたします。アンケートを区のほうに返信していただいた御家庭にこども商品券を郵送させていただきます。

あと、保育園に入っていない、御家庭で1歳のお子さんを養育している御家庭につきましては、今までと同じように御案内をお送りしまして、御家庭を訪問して、アンケートにお答えいただきましたら、こども商品券をお配りする予定としております。

○辻薫委員  そこで、補正の第1号での経費について、改めてこの内訳についてお聞かせいただきたいと思います。

○山本子ども家庭支援センター所長  こちらは東京都のそのバースデーサポート事業を活用しまして、こども商品券の分につきましては、東京都が10分の10支給ということになっております。お子さん、第1子につきましては1,200人見込んでおりまして、1億2,000万円、第2子は700人を見込んでおりまして、1億4,000万円、第3子以降につきましては150人を見込んでおりまして、4,500万円の予算を計上しております。

【としま子ども応援給付金支給経費】

○辻薫委員  ありがとうございます。

最後になりますけれども、としまの子ども応援給付金支給経費について伺いたいと思います。総括質疑でも自由民主党豊島区議団、都民ファーストの会豊島区議団・民主の会、そして、私ども公明党の3会派で共同提案をして実施していただいたところでございまして、まず、スピード感を持ってのお取組に感謝申し上げたいと思います。

改めて経費、簡単で結構ですので、内容とともに支給へ向けてのスケジュール、特にこの点につきまして伺いたいと思います。

○安達子育て支援課長  こちらの給付金、対象が令和5年4月2日現在のゼロから18歳までの子どもを養育する世帯を対象に、子ども1人当たり2万円を支給するものです。予算計上としましては、令和5年1月1日現在の0歳から18歳人口、3万2,780人と見込みまして、掛ける2万円で6億5,560万と見込んでおります。また、それ以外に委託料及び通信費、事業費を計上しております。

スケジュールにつきましては、児童手当受給世帯につきましては、プッシュ支給により5月下旬に支給予定、高校生等や所得制限などにより児童手当を受給していない世帯につきましては、6月から申請を、受付を開始いたしまして、7月に支給を予定しております。

○辻薫委員  もう関係者のこれまでの取組に感謝申し上げまして、質問を終了いたします。ありがとうございます。