平成26年決算特別委員会 清掃環境都市整備土木費(10月10日)

多様な住宅支援・リノベーションまちづくり

○此島澄子委員  ちょっと2分ぐらい、あといただいて。済みません、住宅マスタープラン重点プロジェクト絡みでちょっとお聞きしたいんですけども。空き家と入居希望者のミスマッチを解消して、空き家、空き室の有効活用をするリノベーションまちづくりですけども、先日の高橋議員の質問に答えるような形で、さまざまな今後のやり方を柔軟にということがございましたけども、実は東京都が居住支援協議会のパンフレットをつくりました。都内では、まだ3区ですね。最初に江東区がやって、次に豊島区。で、板橋区と3区しか居住支援協議会を立てていなくて、このパンフレットを見ますと、豊島区居住支援協議会がどんとあって、あと2区はついでのように書いてあるだけなんですよ。すごい何か大変、豊島区が注目されているなという感じなんですよ。そういう中で、やっぱり居住支援協議会に頑張っていただきたいなというに思うんですけども、都内全域の注目の的に、これからいっぱいきっと問い合わせが来ると思うので、高橋議員の質問にもあったように、やっぱり今までの居住バンクですか。その辺の今までのハードルをちょっと見直しいただいて、より多くの方がバンクに登録ができるようにしてもらいたいなというふうに思うんですね。それが1点。

 もう1つ、高橋議員が一般質問でやっていた、今度、サービス付き高齢者向け住宅の募集の際に、一定の基準を満たした、そういった場合には、入居者の所得に応じて最大4万円の補助が受けられるということに御答弁いただいたわけなんですけども、けさのNHKニュースを見ていても、これからやっぱり相続税が変わりますよね。だから、本当にそういう状況の中で土地所有者もやっぱり何とかしたいなというふうに思う方がいっぱい出てくると思うんですね。このサ付き住宅にしても、やっぱり節税対策という観点があるかと思うんです。ですから、居住支援協議会のその働きなどころというのは、これからますます忙しくなってくるんじゃないかなというふうに思いますので、ぜひこういった形で、区民にも広くこたえられるような居住支援協議会としての仕事をしていっていただきたいなというふうに思いますけども、いかがでしょうか。

○島貫住宅課長  まず1点目の居住支援協議会についてでございます。こちらにつきましては、御指摘のとおり、豊島区の取り組みにつきましては、他区に比べてモデル事業ということで行ってきているというところが大変特色がございます。ほかの区につきましては、基本的には住宅の相談とか、そういったことが中心だということでございます。午前中にも申し上げましたが、居住支援協議会のモデル事業については、例えばコレクティブハウジング、多世代が一緒に住んでいくというような、例えばシェア居住的な取り組みがあったり、かなり先進的なところもございます。

 そういったところで、逆にいろいろ物件を探すといったところにつきましては、割りと大きな物件が必要だとか、そういった具体な課題もございますので、そういったところを、例えばバンクの中で新たに物件をふやしていくということで取り組んできております。

 一方で、サービス付き高齢者住宅、こちらについては補助事業が幾つか、国が中心になるものが1つ。それから、医療・介護連携型の2つ目の種類がございます。これは国の補助に東京都が上乗せをするもの。それから、3つ目は、区が補助主体となって行います近隣居住推進型という3つのモデル事業がございます。で、区のほうでは、区が主体となる近隣居住推進型のサービス付き高齢者住宅の事業者の募集を行ったところでございますが、今年度につきまして、ちょっと応募する事業者がなかったというところでございます。

 いずれにしましても、こういったサービス付き高齢者住宅は非常に重要だと思ってございますので、今回についても、サービス付き高齢者住宅の登録機関が東京都でございます。その中でも東京都の保健福祉財団というところが登録の窓口になってございまして、そういったところにその応募のリンクを張っていただいたり、あとは都市整備局、こういったところのリンク、さらには専門の業界紙、こういったところにも応募について広報したところでございますので、今後もできるだけ広くそういった趣旨を明確にして、広報に努めてまいりたいというふうに考えてございます。

○此島澄子委員  あと、ここ2、3日で見つけたんですけど、うちのような地域、住宅地にいきなりワンルームマンション66戸、ワンルームマンション90戸というのがだだんと看板が出たのね。何か建築のほうにそういったのが出たら、やっぱり誘導してもらいたいんですね。今後のサ付き住宅ができる方向でこういったサービスがありますよとか、東京都の制度、区の制度ですね。こういうのがありますからという形で誘導していただきたい。その取り組みをお願いして、次の根岸委員、お願いします。