○此島澄子委員  私は、がん対策でお聞きしたいと思います。

23年度の最重点施策として、がん対策に取り組んでいただきましたけども、がん検診受診勧奨ということで、20年度から毎年ずっと、23区の中でも順位を見てみると、20年度が20位で、21年度が16位、22年度が10位となってまいりましたけども、23年度は目標14.1%に対して何位だったでしょうか。

○佐野健康担当部長  23年度の確定数値については、毎年11月に出ることになっております。ただ、区で事前に分析、予想を立てておりますので、その数字で申し上げますと、23年度は14.1%の目標に対しまして、5がんの平均で13.4%と予測しております。

○此島澄子委員  だんだん頑張っていただいておりまして、年々検診の受診料っていうのも自己負担が少ないようにという方向でやってきて、24年度は無料でということを思い切ってやられたんですけども、23区見渡しましても、不思議なことに千代田区とか新宿区とか世田谷区、お金持ちの区が各がんの検診負担額800円とか1,000円とかしっかりとっているという方向の中で、思い切って無料にしていただいたわけでございますけれども、無料にしてもなかなか検診受診率が上がらないという厳しい状況がございますけども、豊島区として50%に達するというのは、目標として27年度となっておりますけど、その意気込みについて伺いたいと思います。

○佐野健康担当部長  50%目標に向けて、がん対策の取り組み、毎年毎年充実を図っているところでございますが、この50%と申しますのは、区が実施する検診のほかに、各事業所、企業者が実施をいたします事業所の検診、それと個人で人間ドック、検診等を受けます個人検診といった区の検診以外に2つの検診の区分がございまして、区としてはそちらの区以外の検診について、企業に従業員の方の検診受診を呼びかけるPRをする。あるいは、そうした形の中で企業として独自に受診を勧めるような方策も考えていただく等の働きかけをこれまでも進めております。

また、区がみずから実施しております研修につきましては、やはりこれを効果あるものとするために最も効果的な施策は、先ほどおっしゃいました受診者に勧奨していくという手段でございますので、私ども、今後も財政の許す範囲内で、勧奨、再勧奨、そういったことを現在行っております。乳がん、子宮がん、それから大腸がん以外の検診にも拡大していくような取り組みを進めてまいりたいと考えております。

○此島澄子委員  企業のほうの受診率も加えてということで、50%を目指すという方向と受けとめましたけども、そうすると、50%に達するという部分で全国自治体見渡して完遂しそうな自治体というのはどの程度ですか。

○佐野健康担当部長  具体的な数値は把握をしておりませんけれども、以前に伺ったところでは、都内でも1割とか2割とか非常に少ないだろうという予測を聞いております。

○此島澄子委員  1割でも2割でもできるところがあるってことは、すごいことだなと思うんですけども、本当にいろんな形で、豊島区において小椋佳さん特別公演でチケット収入を基金として積み立てたり、また特定検診のほうも有料広告ということで封筒の広告に入れ込んで、そういう形で民間の力もかりという形で、さまざま提案したこともやっていただいているわけですけども、それでも検診受診率がなかなか上がらないっていう部分が本当に厳しいなというところでございますが、50%の目標が達成しなかった場合は、自治体にペナルティが課せられると言っておりましたけども、そうでなくても結局、がんの検診受けないでがんになってしまって、それで病院に通院して亡くなっていくという方が意外と周りに多いなと思うんですね。

そうなりますと、本当に終末医療とか、御本人は高額医療の範疇では終わるとしても、そのはみ出した部分をだれが負担するかということは、本当に皆さんが負担するわけで、そういう部分から考えますと、本当に予防医療ということで、検診受診率を高めるっていう意義がしっかり取り組まなきゃいけないなと思います。

高めるために、前どなたか言っていたんですけど、そういう意味では、検診を受けなかった場合にペナルティを課すみたいな、罰金、罰則というか、保険料アップするわけにもいかないでしょうけども、そういったペナルティをつけるということも1つの策じゃないかなんていう話も出たくらいで、どこの自治体も本当に悩んでいるところでございますが、しっかりと今後も受診率アップ、もう本当にこれだけがいつもがんがんという感じで頭にあるかと思うんですけども、よろしくお願いします。