予算委員会、清掃環境・都市整備・土木費の審査です。会派の順番は最後。中島議員から、住宅施策について、現在の区住宅マスタープランでは、防災力向上と空家を活用した居住支援協議会など時代に即した施策が記載されている。特に空き家を活用した住宅弱者への対策を質疑。また、東京初の「建物の適正な維持管理推進条例」により、老朽建物の改修助成などを活用して、住宅対策の一助とすること。シングルマザーや障害者の入居と空き家をマッチングする事業「居住支援協議会」の更なる推進を要望しました。続いて、私道排水助成等を質疑、23区比較して極めて補助率が低く、公明党として何度も拡充を要望してきた経緯を指摘。副区長から、今後、助成を拡充する答弁がありました。
木下議員は、都市計画道路整備と特定整備路線を質疑。現在の第三次事業化計画が27年迄を期間としている。第四次では、目白の73号、長崎六丁目、西巣鴨等の未着手4区画、約2Kが考えられる。まず特定整備路線を32年迄を期間として、東京都と連携し最優先課題として取り組む必要がある。更に、補助172号が距離1,6Kmと長大で、住宅街と商店街の環境的な大きく違った地域が混在しており、細かく説明していくことが大事。商店街の活性化、町会コミニュティの在り方など事業そのものについての相談体制整備を要望しました。
自由質疑、木下議員から、昨年夏の局地的集中豪雨で南大塚で100世帯を越える水害があった、豊島区としては、平成12年の長崎の豪雨被害以来の大災害。根岸議員等地元議員が地元町会長と共に区長、東京都下水道局に治水対策を申し入れ、グレーチング枡等緊急対策が取られた事を評価、南大塚、巣鴨、駒込地域に150個の設置が終わった。更に、東京都は、地元の要望を受けて、この南大塚を緊急治水対策地域と指定された経緯を確認しました。
更に、道路管理システムが23区共同しており、ガス、東京電力、NTT、上下水道のライフラインを活用し、今後、総合防災システムとの連携で治水、災害対策の取り組みの検討を要望しました。
中島議員から、高齢者、障害者の出前ゴミ収集が、585名が利用。自宅前まで収集し、見守りの意味があり、有効である。更に、練馬区では、新年度ゴミの分別を実施することになった。豊島区での検討を要望しました。