No.142 2005/12/15(Thu) 12:37 | |
12/12旧堀之内町(現魚沼市)の中越大地震の被災状況を視察 | |
幼い子どもの救出劇の現場 |
堀之内庁舎で説明を受ける |
12月12日、公明党豊島区議団は、防災協定を締結している旧堀之内町(現在は魚沼市)の中越大地震の被災状況を視察しました。 当日は思いがけない大雪でしたが、星野芳昭魚沼市長と岡部忠好市議会議長が委員会の合間をぬって駆け付けてくださり、意見交換をさせて頂きました。 その後、長岡市妙見町の土砂崩れの現場を視察。2歳の男児が救出された現場ですが、大きな岩が今でも道路を覆いつくし、地震の大きさを物語っていました。道の途中で見える町並みは、新しく建て直された家が多く、山も割れて崩れてきた痕跡があちこちに残っていました。 魚沼市堀之内総合事務所で、小島克朗総務課長と滝澤 稔所長から当時の被災状況の話がありました。スライドも見せて頂きましたが、飴のように道路が割れ隆起している状況で、震災の恐ろしさを痛感しました。 平成16年10月23日17時56分という夕食時の為、火傷を負った方が多く、多くの家が倒壊したものの下敷きになって亡くなった方はいなかったという事でした。その理由として、余震の多さが挙げられます。堀之内町は261回にわたる余震があり、家もいきなり倒壊したわけではなく、自主避難で車中生活をされていた方がいたそうです。 ボランティアの活用や物資の備蓄などが、今後の課題であるとの事でした。(文記:高橋佳世子) |