2010/2/12 2中川恵一先生「がん検診のススメ」 

No.806  2010/02/16(Tue) 15:46
2/12中川恵一先生「がん検診のススメ」
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東京大学準教授中川恵一先生の「がん検診のススメ」を聞きました。日本人の2人に1人ががんにかかり、3人に一人ががんで亡くなっている」という現実から講演が始められ、がんは細胞の「コピーミス」で、死なない細胞という分りやすいたとえで表現し、毎日5000個のがん細胞ができているが、それをリンパ球が退治してくれていいる。
平均寿命が飛躍的に延びて、「がんになるまで長生きするようになった」。世界一の長寿国とは=世界一のがん大国のこと。
がんでいのちを落とさないためには、①予防と早期発見が大事。-まずはがんにならない-酒、タバコなどのリスクを高める行為はやめる。
②早期発見=がん検診をうけること。-1cmの大きさになるには約10~15年かかる。1cmから2cmになるには1年半でなる。重症化する前の定期的な検診がなにより大事になってきます。

*乳がん受診率 アメリカ72%、イギリス70%に対して日本は20%(豊島区は5%)
*子宮頸がん受診率アメリカ83%、イギリス80%。日本は21%

豊島区のがん対策にさらに取り組んでまいります。

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