【地域で進む熱中症対策】
本日付けの新聞で豊島区の取り組みが紹介されています。
■東京・豊島区
東京23区では2022年の夏、熱中症による死亡者のうち約8割が65歳以上の高齢者だった。また、屋内で死亡した人の9割はエアコンを使用していなかった。
そうした中、東京都豊島区では、区内の75歳以上の一人暮らしの高齢者約6000人を対象に、民生委員が訪問して熱中症予防を呼び掛けている。
訪問時には、具体的な予防策が記載されたチラシや予防グッズを手渡す。不在時には、ポストに投函し、対応が難しい場合や民生委員が不足している地域では、見守り支援の担当者が訪問する。
区の担当者は「地域でつながりのある民生委員が訪ねることで、安心してドアを開け、話もしっかり聴いてくれる。そうした中で、体調の異変に気付き、対処できたケースもある」と語る。