●コロナ感染 なぜ急減?
行動変容とワクチン、相乗効果生む
再拡大防止へ3回目接種が重要/大阪大学大学院医学系研究科・忽那賢志教授
2021/11/16
国内の新型コロナウイルス感染者が急速に減少し、現在も低い水準で推移している。その要因や、今後の見通しと必要な対策について、大阪大学大学院医学系研究科の忽那賢志教授に聞いた。
――新規感染者が急減した要因は。
複数の要因が考えられるが、人々の行動変容とワクチン接種の急速な進展が一種の“相乗効果”を生んだのではないか。