21R3.11.27 プロ野球日本シリーズはヤクルトが20年ぶりの日本一!

ヤクルト、延長戦制し20年ぶり6度目の日本一! 代打・川端が殊勲打、セでは12年巨人以来の頂点

オリックス・バファローズと東京ヤクルトスワローズによる「SMBC日本シリーズ2021」第6戦(4戦先勝)が27日、ほっともっとフィールド神戸で行われ、延長12回の末にヤクルトが2-1で勝利。対戦成績4勝2敗で20年ぶり6度目の日本一を達成した。
オリックスは絶対的エース・山本由伸、ヤクルトは高梨裕稔の両先発で試合開始。山本は、圧巻の立ち上がり。3、4回は先制のピンチを背負ったが、要所で三振を奪い、無失点で抑えた。対する高梨は1、2回と得点圏に走者を置かれるも、得点は許さない。  試合が動いたのは5回、先頭の7番ホセ・オスナが中安で出塁。続く宮本丈の犠打で得点圏に走者を進めると、1つアウトを重ねたが、1番・塩見泰隆が三遊間を破るタイムリーヒット。沢村賞投手から貴重な先制点を奪った。  しかし、オリックスもすぐさま反撃に転じる。直後の5回裏、1死から8番・若月健矢が二安で出塁。続く太田椋は犠打で送り、1番・福田周平の三塁の頭を越える安打で二塁走者・若月が生還。試合を振り出しに戻した。  その後はオリックス・山本が抜群の安定感を発揮。クリーンアップと対峙した8回を三者三振で仕留めると、9回も続投し、三者凡退で打ち取った。対するヤクルトも5回途中からマウンドの2番手アルバート・スアレスが好投。8、9回はセットアッパーの清水昇がピンチを背負うも無失点で抑え、同点で試合は今シリーズ初の延長戦に突入した  1-1のまま迎えた延長12回、ヤクルトは2死から1番・塩見泰隆が三遊間を破る安打で出塁。続く代打・川端慎吾の打席でパスボールにより走者が二塁へ進むと、川端はフルカウントからショートの頭を越えるタイムリーヒット。土壇場でヤクルトが勝ち越しに成功した。

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