20R2.5.11 区議会第一回臨時会-特別給付金等320億円の補正予算可決

豊島区議会第一回定例会。コロナ禍における定額給付金、小中学校ICT環境整備、商工融資の支援策等総額約320億円の補正予算を審議し議決します。午前中の議員協議会で定額給付金について説明質疑。会派を代表して根岸幹事長から給付金を一日も早く区民に届けるための職員体制の拡充、オンライン申請の方の振り込みを早める、また、ある区民から給付金について区に相談したが対応が心無い対応があったとの苦情を紹介。困っている方の立場になって丁寧な対応を改めて要望しました。
参考として、オンライン申請数は5/7~10までの累計で7,000件の申請がありました。総務委員会では公明党高橋議員からオンライン申請した方で困窮者には早めに振り込む方策を要望しました。
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区民厚生委員会では国民健康保険で新型コロナの影響で労働者が感染または疑いの方に休みやすい環境を作る「傷病手当」の支給を定める議案の審議。
この制度をより広く、多くの方に周知する事、更にコロナ禍で収入減で保険料を払えない方へ等丁寧な取り組みを要望しました。
総務・区民厚生委員会終了後本会議において、約322億円の補正予算等が可決されました。
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総務委員会で高橋議員は、10万円の定額給付金を1日でも早く支給するよう、オンライン申請済の方の振り込みを急ぐよう重ねて要望。経済的に厳しく、支給まで待てないという方には、個別に事情をよく伺い対応するよう強く求めました。「SDGsは、まさに1人も取り残さない精神」と委員会で発言。高野区長からは、「なるべく早く支給ができるようにとの思いは同じ。全体的な支給事務が滞ることなく進むよう、万全の体制で臨む」との答弁がありました。

また、補正予算に入っている遠隔授業にも使用する1人1台のiPadは、文科省が指定した新たなモデルが7月末発売のため、遠隔授業開始が遅くなるのでは?との質問に、今あるご家庭のICTを駆使して、前倒しで授業を開始したいとの発言がありました。

これらの補正予算等は、全会一致で可決されました。

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