17H29.01.18 防災震災委員会熊本行政視察

今日18日と明日、高橋佳代子議員が委員長を務める「防災・震災対策調査特別委員会」視察のため熊本市と大分県を訪問します。公明党は高橋委員長と辻議員が参加します。

熊本市は昨年6月の公明党の会派視察に続いて2回目となります。上空から見る光景として、半年前より減っているようですが未だブルーシートが散見されます。空港ロビーは一部を除き、粗復旧していました。
画像に含まれている可能性があるもの:屋外

【熊本市役所視察】
熊本市役所に到着し、熊本市議会棟を訪ねたところ地震で被害を受けた階段部分の修復がようやく始まっていました。

早速、熊本地震発生当時の状況から復興へ向けての取り組みについて説明を受けました。今回の地震の特徴は何と言っても当初本震だと思っていた前震の2日後に想定外の本震が起きたことでした。また、最初の地震から震度1以上の有感地震は、1月15日までに4,227回観測されています。
画像に含まれている可能性があるもの:座ってる(複数の人)、画面、リビング、室内

人的被害として市内で亡くなられた64名のうち、地震が直接の原因者は6名で、他は関連死でした。避難所では、前震で備蓄食料を使い果たしてしまったため本震が発生した際には水も無く混乱したそうです。その避難所も9月には市内の全箇所が閉鎖されています。

今回の地震を受けて行政として今求められているものは、実のある地域防災計画であるとして、特に受援計画については他自治体との連携しながら策定していくとのことです。

この後、熊本城に移動して被害状況を確認しました。昨年6月には入って行けたエリアも今回は修復作業が始まっていて一部通行禁止になっていました。市の説明では、復旧の目処として、天守閣は2019年までに、熊本城全体としては2036年までに再建させたいとのことで、併せてその費用は600億円を想定していました。熊本県の精神的支柱である熊本城の再建に豊島区も引き続き支援しています!

画像に含まれている可能性があるもの:木、空、屋外

画像に含まれている可能性があるもの:空、屋外、自然

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